独SuSE Linuxと米IBMは、エンタープライズ向けLinuxシステムのサポートおよびサービスを共同で提供するために提携したことを発表した。
今回の提携では、米IBMは『SuSE Linux Enterprise Server』の導入サービスをパッケージ化して一括で請け負い、独SuSE Linuxと米IBMのグローバル・サービス部門が共同でサポートやサービスを提供する。また、両社はエンタープライズ向けサービスの拡充にも取り組むとしており、相互にスキルを補完しながらより高度なサービス提供を目指す。
両社が共同で提供するサービスは、具体的には以下のようなものになる。
- SI、カスタマイゼーションサービス
- システム導入、展開サービス
- システム管理サービス
- 24時間体制の保守、サポートサービス
なお、日本アイ・ビー・エム(株)によれば、今回の提携を受けて日本国内でも新たなサポートサービス提供を計画しているという。具体的な内容およびサービス開始時期については、現在検討中だという。