ドイツのSuSE Linuxは10月17日、韓国のInformation Network Center (INC)とジョイントベンチャーを設立すると発表した。新会社の名称は「SuSE Linux Korea」。アジア市場でのオープンソース開発やセールス活動の強化が目的だ。
INCは、韓国で唯一のLinux/UNIX雑誌「Linux Magazine」を出版する企業で、韓国内において広い配布網を持っているという。SuSE Linuxはヨーロッパ最大のLinux企業で、SuSE LinuxディストリビューションはRed Hat Linuxに次いで標準的なものと見なされている。
新しい「SuSE Linux 6.4k」(ハングル版)は、ワードプロセッサ「HancomWordR5」やハングル版ハンドブックなどをバンドル、60日間のインストールサポート付きで販売するという。