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【LinuxWorld Expo/Tokyo 2001レポート】(その9)Itaniumマシンがたくさん!

2001年06月01日 23時00分更新

文● 編集部

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5月29日、インテル(株)の64bitCPU『Itanium』の発表が行なわれ、各メディアを騒がせた。そしてLinuxWorld Expo/Tokyo 2001の開催日も同じ5月29日。LinuxWorld会場は、さながらItanium製品展示会といった様相だ。会場ではすでに、Itaniumシステム上で動くLinuxをあちこちで見ることができたのだ。Linuxは、IA-64アーキテクチャ1番乗りを果たしたOSといえるだろう。

ここでは、各社が展示したItaniumシステムをレポートしよう。

日本電気(株)

Express5800
『Express5800/1160Xa』

日本電気のPCサーバシリーズ“Express”の名を冠したItaniumサーバ『Express5800/1160Xa』。16CPUシステムのラックのカバーを開放し、デモンストレーションプログラムを動作させていた。説明スタッフによると、今後のItaniumの量産体制により、Alphaよりもリーズナブルなシステムを提供することが可能になるのではないか、とのことだ。



ネジのデモ
Express5800/1160Xa上で行われているネジ切りのデモンストレーション。上段が1CPU、下段右が4CPU、下段左が8CPUで計算を行なっているとのこと。
CPUユニット『Express5800/1160Xa』の本体。3つのモジュールが入っていることがわかる。それぞれに4CPUずつ搭載している。

日本ヒューレット・パッカード(株)

hp workstation i2000
『hp workstation i2000』
日本HPではItaniumワークステーション『hp workstation i2000』を展示。搭載可能CPUは、クロック733MHz(1CPU)、800MHz(2CPU)。1.4GBのSDRAMを搭載可能で、Ultra 160SCSIのハードディスク、IS-120スーパーディスクを内蔵している。ビデオはNVIDIA Quodro2 Pro。Linuxのほか、HP-UX、Windows XPへのサポートもアピールしていた。今回の展示はワークステーションのみだが、次期IA-64『Mackinly』に搭載されるVery Long Instruction Wordアーキテクチャ“EPIC(Explicitly Parallel Instruction Computing)”をIntelと共同開発している同社だけに、Mackinly登場時にも期待できる。



日立製作所

HA8000-ex/880
『HA8000-ex/880』
日立製作所のItaniumサーバの製品名は『HA8000-ex/880』。携帯電話の形状をHA8000-ex/880で立体的にトレースし、それをクライアントマシンで表示するデモンストレーションを行なっていた。また、自社開発のItanium用チップセットも展示している。

サーバ側画面
サーバ側の画面。画面右にCPUの負荷がわかるグラフが表示されている。
クライアント側
計算結果を受け取るクライアントマシン。
チップセット
日立製作所が開発したItaniumチップセット

ぷらっとホーム

今回のLinuxWorldでも大規模な展示を行なっていたぷらっとホーム。ガラス張りの陳列ケースの中に、Itaniumサーバを展示していた。製品名は『PrizeX 9600M』。4Uのラックマウントタイプで、最大2基のItanium(733MHzもしくは800MHz)、最大8GBのメモリ、6本の64bitCPUスロット、2台のSCAハードディスクベイを備える。

Itanium-733MHz×1、メモリ512MB、ハードディスク18.2GBという標準構成で195万円。

ぷらっとホームのItaniumサーバ
PrizeX 9600M

日本SGI

マスコミ向けに大々的な発表会も行なった日本SGIの『Silicon Graphics 750』。詳しくは、関連記事「【LinuxWorld Expo/Tokyo 2001レポート】(その4) 日本SGI、IA-64対応システム『Silicon Graphics 750』発表」をご覧いただきたい。
sgiの750
『Silicon Graphics 750』

以上がLinuxWorld Expo/Tokyo 2001に登場したItaniumマシン達だ。Alphaアーキテクチャに加え、遂にIA-64でも本格稼働し始めた64bitLinux。複数のメーカー担当者によると、まだソフトウェア的なチューニングの余地が多々残っているということだが、CPU発表と同時にこれだけの64bitLinux搭載マシンが発表されたことによるインパクトは相当のものだ。新しいプラットホームにいち早く対応したLinuxの威力を見せつける状況であった。

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