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進行しつつある静かな革命

2000年12月23日 00時13分更新

文● 渡邉 利和(toshi-w@tt.rim.or.jp)

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前回の予告通り、今回は日本でもハイエンド機種であるSun Enterprise 10000(コードネームStarfire)を対象に導入されたCOD(Capacity-on-Demand)プログラムについて紹介しよう。これは単なる販売プログラムにとどまらず、ユーザーの意識変革をも導く意欲的な取り組みである。

 「富山の薬売り」という販売形態はご存じだろう。“置き薬”と言われるもので、イメージとしては救急箱が契約家庭に無償で設置され、中に入っている薬を自由に使えるというものだ。年に一度くらい薬箱を設置した訪問販売員(というか、セールスマンなのだろうか)が訪ねてきて使用した薬をカウントし、使用分の料金を徴収していく、というものだ。使った分だけ料金を払う、というユーザーにとっては都合のよいシステムであり、かつさまざまな薬が備蓄されていることになるため、イザというときにも安心というわけだ。特殊な薬はいつ必要になるか分からないため、買い置きしておくのは抵抗があるが、富山の薬売り方式なら、使わない限りコストはかからないので気にならない。あまりはっきりと憶えているわけではないが、訪ねてきた薬屋のおじさんに紙風船を貰った、という記憶があるので、きっと昭和40年代にはまだ東京でも機能していたシステムなのだろう。

 CODを簡単に表現すると、この富山の薬売り方式である。用賀のCPU売り、とでも呼べばよいのだろうか :-)

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