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古田雄介の“顔の見えるインターネット” 第42回

ねたミシュランの中の人が語る「金と更新と情報」

2009年02月13日 09時00分更新

文● 古田雄介

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ねたミシュランに貼られた面白画像の数々。どれも思わず「クスッ」と笑ってしまう「VOW」的なノリだ

 ネット文化は黎明期から現在まで多様な変化を繰り返しているが、笑えるコンテンツに人気が集まるのは普遍の原理といえる。そのなかでもひと目で面白さが伝わる画像コンテンツのニーズは高い。今回インタビューしたksn氏が運営する「ねたミシュラン」は、そんな面白写真を紹介する定番サイトだ。

 毎日良質なネタ画像を30点前後アップしており、1日40~45万PVを誇る人気は揺るぎない。その内実についてksn氏は「更新にかける時間は長くて10分」「アフィリエイトは月数万円」など、かなり明け透けに語ってくれた。

 顔の見えるインターネット 第42回は、ksn氏が居酒屋で飲みながら語った人気サイト管理人の実情や情報の受け取り方、ネットの現状に関する考えを紹介したい。そして、この記事の情報が「どこまで真実なのか」、そしてその情報が偽りだと感じたなら、それはなぜだと思うかを自分自身に問いかけてもらえれば幸いだ。

ねたミシュラン

 2003年頃にスタートしたとされる画像紹介サイト。トップページには一言見出しと画像のリンクだけを張るシンプルな構成を貫いており、思わずリンク先を見たくなる秀逸な見出しの評価は高い。

 平日は1日40~45万PVだが、土日祝は50~60万PVにアップするという。

 (次のページ:更新に必要なのは、酒と直感とダウンローダー)

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