走行前にSTARTキーを「絶対に」押すこと!
メーターには2つのスイッチがあるだけ。だから単純だ。
多くのサイクルコンピュータは最高速やラップ表示機能、ストップウォッチ機能などいろいろ持っているが、サイクリンクは心拍計がメインだからとてもシンプル。目的はスピードじゃなくて、「運動してカロリー消費」だからだ。
中央の大きなエリアは常に心拍数が表示され、その下はNEXTを押すたびに、サイクリングタイム、トータルタイム、消費カロリー、走行距離、現在の速度が切り替わる仕組みだ。
注目は「サイクリングタイム」。心拍数でわかる「それなりの運動強度で走った時間」だ。脂肪をたくさん燃やした時間だと思ってOK。
具体的には運動強度が40~75%の間だ。安静時の心拍数を基準として、運動強度が「40~50%」は脂肪燃焼効率が高く、身体を鍛える系の人はその上の「50~75%」をめざして漕ぐべし。
メーターの左には運動強度がどのくらいかを示すグラフが表示されるので、走りながらそれを見て、ちょっとペースを上げようとか、少しペースを落とさないと疲れがきちゃうな、って考えながら走るのである。
走行記録を取るには、走り出すとき「START」キーを押すこと。これが大事。すると画面右上(時刻の隣)に「Rec.」と表示され、その左で「>」が動く。それをチェックすべし。
これを忘れると、メーターには心拍数や速度が表示されるが、一切記録はされないということになる。それは寂しい。
わたしは何度も押し忘れて悔しい思いをしております。走り出すと自動的にメーターが働き始めるので、ついボタンを押し忘れちゃうのだ。
休憩時などはSTOPを押すと一時停止が可能だ。また自転車を離れてしばらく立つと自動的に記録が終了する。そんなときは表示が消えちゃうので、再度STARTボタンを押すべし。
実走レポートは次回に。
(後編に続く)
■関連グッズ(Amazon.co.jp)
この連載の記事
-
第12回
ゲーム・ホビー
SONY「nav-u」を自転車で使い倒してみた【後編】 -
第11回
ゲーム・ホビー
簡易カーナビを自転車で使え! SONY nav-u編【前編】 -
第10回
ゲーム・ホビー
サイト連動型サイクルコンピュータ「emeters」を試す! -
第9回
ゲーム・ホビー
最強の自転車用GPS、Edge 705を個人輸入! -
第8回
ゲーム・ホビー
「Cyclink」を使って効率よくダイエット!【後編】 -
第6回
ゲーム・ホビー
カメラをつければサイクリングがもっと楽しい! -
第5回
ゲーム・ホビー
GPSで変わる自転車ライフ ハンディーGPS編 -
第4回
ゲーム・ホビー
GPSで変わる自転車ライフ iPhone編(後編) -
第3回
ゲーム・ホビー
GPSで変わる自転車ライフ iPhone編(前編) -
第2回
ゲーム・ホビー
GPSで変わる自転車ライフ ケータイ編 - この連載の一覧へ