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ガジェットで自転車ライフをもっと便利に! 第4回

GPSで変わる自転車ライフ iPhone編(後編)

2008年11月26日 20時00分更新

文● 荻窪 圭

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iPhoneとiTrailと自転車

 油断してる間に寒くなりましたなあ。自転車に乗るのに手袋(グローブ)は必須。そうでなくても、手の怪我防止(もし転んだとき、最初に手をどこかにつくので、グローブの有無はとっても大事)にもなるので、ぜひつけるべし。自転車用グローブがオススメだ。わたしも転んだとき、グローブのおかげで手のひらをアスファルトで擦り剥かずに済んだことあります。

 あ、グローブしてるとiPhoneの操作ができないじゃん! 温かい季節は指先が出てるグローブをしてるから気にならなかったのにっ!

がーん。これでは使えないっ!

 というわけで、操作するたびにいちいちグローブを外している荻窪 圭であります。

iPhoneを自転車に取り付ける~独リヒター社編~

 先日、iPod/iPhoneのニュースサイトであり、さまざまなiPod/iPhone用ガジェットを紹介してる「iPod Style」から「おにいさん、おにいさん、iPhoneを自転車に装着できそうな、いいアイテムがあるけど、試してみませんか?」と誘いがあった。

 それが独リヒター社の「iPhone 3G ジャケット・グリップ」。リヒター社のシステムは、マウント部とホルダー部が別に用意されているのが特徴で、自転車のハンドルに装着するバイシクルマウントと組み合わせて使用する。

 マウントとホルダーの組み合わせ次第で、「自転車にデジカメ」「自動車にiPhone」などいかようにも使えるのが特徴だ。

左が自転車用のバイシクルマウント、右がそのマウントに装着するiPhone 3G ジャケット・グリップ

マウントを自転車に装着し、そこにジャケット・グリップをガチっとはめこめば準備完了。すごく簡単

 あとはここにiPhone 3Gを入れれば完成である。

さすがに専用なので、収まりも綺麗

 だがしかし、どうもジャケットがゆるい。遊びがあってガタつくし、ちょっと走ると飛び出しそうになる。調べてみると、自動車の中で使うことを想定しており、あえてゆるめに作ってあるのだという。がーん。

 でも形はスマートだしぴったり収まるしで、これを使わないのはもったいない。そこで、厚さ1.5mmくらいのゴム板をiPhoneとジャケットの間に挟んでみた。

 するとそのぶんきつくなって具合がいい。ぴったりおさまってくれる。というわけで、この製品を使う人は別途ゴム板などを用意して飛びでないようにすることを薦める。

 あるいは、リヒターの汎用グリッパーを付ければ、きつく留められるし、iPhone以外のものを装着することも可能だ。その辺はお好みで。

このようにホルダー部を簡単に交換できるのがリヒター社のシステムの良さ

このグリッパーだけでも固定されるが、どうしても不安な人はこのように輪ゴムでもまいちゃう(見た目は悪いけど)か、ストラップ付のジャケットを着せて、ストラップをハンドルなどに命綱としてくくりつけるのがいい

 もうひとつ、便利なアイテムを紹介しておこう。

iPhone 3Gを自転車用GPSシステムとして使うとき一番不安なのはバッテリなのだが、予備バッテリをスマートに収納するのにお薦めなのがこれ。小さくて取り出しやすいのがいいところ。これはTOPEAK社のトライバッグ

 これで自転車で遠乗りするときもiPhoneを連れて行けるってもんだ。

(次のページへ続く)

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