サイクリンクを使ってみよう 準備編
サイクリンクは「メーター本体」を自転車に、「心拍センサー」を身体に装着して走り、帰宅したら本体を外してPCにつないで走行データを管理、という使い方をする。
まずは、メーターに日時やタイヤサイズの設定が必要だ。タイヤサイズ(正しくは、タイヤの周長)がわかれば、タイヤの回転数から走行距離や速度を求められる。普通のサイクルメーターだと面倒だが、サイクリンクはPC上でセットできるから簡単である。
初めてサイクルコンピュータを使うときに悩むのが「タイヤ周長」。きちんと測るのがいいが、不安な人はガイダンスを使うといい。表記は何種類かあるが、基本は「タイヤの外径(外側の直径)×装着するタイヤの横幅(太さ)」だ。太いタイヤを装着するとその分、外周も長くなるわけで、この2つの組み合わせで大まかに決まる。
マウンテンバイク系やシティサイクルだとインチ表記が多いし(多いのは26インチ)、ロードバイク系だと「mm」表記(だいたいは700mm)がメイン。例えばわたしの乗ってる自転車は「700×28c」なので周長は約2135mmとなる。タイヤが1周すると2メートルちょっと進むわけだ。
計算の元となるサイズは、タイヤの側面に記載されてる。明るいところで探せば見つかります。この表にないときは、サイクルコンピュータのトップメーカー「キャットアイ」のタイヤ周長ガイドページをみるべし。
これらの入力設定は自動的にメーターに転送されるので便利だ。
ユーザー設定では「安静時心拍数」も入力する。これは実際に部屋にいるときに、安静にしている状態の心拍数を測ってみるといい。せっかく心拍計があるのだから。
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