玄人向け高級コンパクトデジカメが、静かだが着実に支持されている。特徴はレンジファインダー機をほうふつとさせる外観に、こだわった撮影機能を搭載している点。リコーの「GR DIGITAL」などが先鞭を付けた。
パナソニックが発売しているLXシリーズも、そんな高級コンパクト機のひとつ。2006年7月に発売されたDMC-LX2の発売以降、約2年ぶりに新機種「DMC-LX3」(関連記事)が投入された。世代交代が激しいデジタルカメラの世界で、2年という月日は長い。「もしかしたら後継はないのか」と思われていたLXシリーズだが、第3世代機は、さらにマニアックに進化した1台となった。
そういえば、先代の「DMC-LX2」(関連記事)の登場にも待たされた。ロングセラーになる考え抜いたカメラとして、パナソニックはLXシリーズを投入しているのだろう。