24mmからの光学3倍ズームレンズや着脱式の液晶ビューファインダーなど、玄人好みの趣味カメラ「Caplio GX100」(関連記事)の後継機種「GX200」が、リコーから24日に発表された。
GX100のコンセプトそのままに熟成
すでに発売されているRICOH R8同様、今回から製品名から「Caplio」の文字が消えた。
CCDの解像度が、有効1001万画素から1210万画素(サイズはともに1/1.7インチ)に増えたほか、画像処理エンジンも最新世代の「スムースイメージングエンジンIII」となり、ノイズリダクション処理が大幅に改善。さらにバッファメモリーの容量も増やし、課題だったRAW撮影時の連写枚数も最大5枚(書き込み3秒:従来は1枚/約5秒)となった。
また、GR DIGITAL II(関連記事)ですでに搭載されている、加速度センサー利用の「電子水準器」も追加。液晶ディスプレーのサイズよりも従来の2.5インチより若干大きな2.7インチ(45万画素)サイズに変更されている。
これ以外にもユーザーがモードダイヤル上に好きな機能を設定できる個数や、レリーズ脇のダイヤル上でダイレクトに呼び出せる機能や、広角撮影時に便利な歪みの補正機能、被写体の黒ツブレ/白トビを低減する自動レベル補正機能、後処理でホワイトバランス、明度/コントラスト、モノクロ撮影時のフィルター効果など撮影機能が細かくブラッシュアップされている。
