最近、高校を卒業して20年経ってしまったことに気づき、打ち震えたせれろんやまだです。振り返ってみれば、学業に専念しさえすれば、遊びもバイトも自由で、別に家事もしなくても良かった(実家暮らしでした)頃……。
そんな専門学校時代。テレビの向こうの都会(東京)では、ガングロの若者が原宿を練り歩き、青春を謳歌している光景が繰り広げられておりました。
一方、ヤマダはというと。
確かに九州でいちばん都会なイメージの福岡県に住んではおりましたが、なんせその中心からは電車で約1時間離れておりまして。中心部から電車で1時間も行けば目の前には海と山と田園風景ですよ。
なので、ガングロギャルとはほぼ遠い生活。最先端でかつ流行りのファッションやコスメとは縁もなく、唯一取り入れているといえば「ヒョウ柄」。
が、そこはヤマダ。
学校からバイト先に向かう途中、「運よく」画材屋とPCショップがあり、時間に余裕があった日には、必ず画材を調達し、これから先手に入れるであろうPCや周辺機器に思いを馳せるという、別の意味で「最先端」を行っていたのであります(冷静に考えると、制服姿でもPCショップに行ってたから目立っていたかもしれない)。
そんなヤマダは、グラフィックデザイン系の専門学校に行っていたのですが、当時グラフィックデザインと言えば……
ハードウェア=「Mac」!!!!!!!!!!!! リンゴのマークのMacintosh!!!!!!!!
が、PC-9801でPCデビューしたヤマダは、完全に「Windows派」!!!! が、おそらく将来はMacでデザインをするであろうと考えると「Macを手なずけるしかない」。そんなヤマダがとった、完全親呼び出し事案をお送りいたします。
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