待ちに待った、というべきでしょうか。iPhone X(テン)、iPhone 8/8 Plusが発表されました。
iPhone Xは、ホームボタン+Touch IDから顔認証のFace IDへと変更されたのが大きなトピック。3万以上の目に見えないドットを投射して解析することで顔の精密な深度マップを作成、Apple Payの認証にも利用できます。
Qiのワイヤレス充電に対応しているのも特徴でしょう(iPhone X、iPhone 8/8 Plusのどちらも対応)。CPUなどのスペックの進化、外見の変更などもありますが、大きな違いとなるとそのあたりになります。
さて、iPhoneが新機能を追加すると「それらの機能はガラケーの時代にもあった」「Androidではすでにその機能を搭載していた」という話題が、ネットを中心にちらほらと飛び交います。その都度、「うわっ、また出た!」と思ってしまう。これ、昨年も話題にしたのですけれど。当然、ネタのつもりで言っている人が多いことは理解しているつもりです。
ただ、アップルが機能面を「どうです、すごいでしょう」とアピールする傾向があるにしても、それに逆張りするように「〇〇にはもうあったー!」と何度も言い過ぎるのは、もうそろそろ、しつこく感じることもある。iPhoneがすごいとか、他のメーカーが悪いとか、そういう話ではもちろんありません。食傷気味だなあと……。
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