アスキー的パソコン大解剖 第7回
“プレイできる”と“勝利できる”はイコールの話ではない!
大人気FPS「PUBG」ドン勝に必要なパソコン設定/おすすめPC/周辺機器はコレだ! (1/4)
2017年09月02日 17時00分更新
ゲームのプレイ動画をネット配信するゲーム実況シーンを中心に、韓国のゲームパブリッシャー・Blueholeから発売されたバトルロワイアルシューター『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(以下、PUBG)が人気を集めている。Blueholeといえば、MMORPGの『TERA』を開発したメーカーと言えば聞き覚えがある読者もいると思うが、そのBlueholeが『Arma 3』や『H1Z1』を手掛けた“PLAYERUNKNOWN”ことBrendan Greene氏をディレクターに迎えて作り上げたゲームが『PUBG』だ。
2017年8月末の時点で正式発売前、いわゆる早期アクセスゲームとして提供されている同タイトルだが、Brendan Greene氏が6月下旬にTwitterで明かした情報によると、発売後3か月間で全世界において販売本数400万本を達成している。また非公式情報ながら、Steamの集計サイト『SteamSpy』によれば、PUBGの所有者は2017年8月20日の時点で730万人以上に達し、同時接続者も65万以上を記録。まさに、飛ぶ鳥を落とす勢いのPCタイトルと言えるだろう。
海外製ゲームはちょっと手が出しづらいと考えている人もいるかもしれないが、PUBGはSteamから購入ができるため入手方法はいたって簡単。さらに、ゲーム内の表記も日本語訳されているので、英語が不得手なユーザーでも心配の必要なし。一部日本語訳がおかしなところもあるが、逆に『ドン勝』(注:最後まで生き残ると、「勝った! 勝った! 夕飯はドン勝だ!!」という不思議なメッセージが表示される)というワードが生まれてゲームの象徴となっていたりもするので、そういった点も魅力の一つと言えるかもしれない。
この特集では、『PUBG』で勝利を目指すための設定や、必要なPCスペックからみるおすすめPC、周辺機器などについて紹介する。
最大100人で最後の生き残り(=ドン勝)を目指す!
まずは、PUBGがどのようなゲームなのかを説明しておこう。PUBGでは、無人島で100人規模のバトルロワイヤルが行われ、最後の1人まで生き残れば勝利となる。そのため、手あたり次第、出会うユーザーを倒していってもいいし、どこかで息を潜めておいても構わない。そのあたりはプレイヤーの自由だ。
ゲームモードは『SOLO』『DUO』『SQUAD』の3つ。SOLOは1人で始めるゲームモードで、自分以外はすべてのプレイヤーが敵となる。DUOはフレンドもしくは自動的にマッチングされた人と2人でチームを組み、チームで生き残りを競うゲームモードだ。SQUADは最大4人でチームを組むモードで、DUOとSQUADはチーム同士でしかマッチングされないため、SOLOが不利になるということはない。
ゲームを始めるとマッチングが行われ、マッチングが終わるまで待機用フィールドに移動する。PUBGは現状対戦モードのみが用意されており、練習モードやチュートリアルの類のものはないのだが、この待機用フィールドで武器が一通り用意されているため、武器の使用感やエイムの練習などが行なえる。
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