いざ、Windows Vistaの商談へ!
飲んでいて気が付けば終電を逃す。これはサラリーマンのあるあるですよね。
私もサラリーマン+独身時代は週に1度は逃しておりました。しかも月曜から。月曜から飲みすぎればあとは惰性で乗り切れるという当時の上の方からのありがたい教えに従い……(真似はしない方がよいと思われます)。
終電を逃すシチュエーションは、だいたいが飲み会の場合が多いと思います。盛り上がって気が付けば……のパターンですね。が、ごくまれに飲み会以外で終電を逃してしまうこともあります。
今回はその「飲み会以外」で終電を逃してしまい、結果あり得ないところで一晩を過ごしてしまったお話です。しかも、女性という立場で。もう二度とあんなところで寝たくありません。
それはWindows Vistaの検証が少しずつ、関係者の間で広まっていっているときのことでした。まだ発売前です。
と、ここでこのコラムを初回から読んでいただいている方は、「なんとなくVistaのときのお話が多くない……?」とお思いでしょう。えぇ、気のせいではありません。ていうか、だいたいの伝説はVistaのときにできたんです! それだけVistaは……っ‼(以下察してください)
さて話を元に戻して。その日は取引先で初めてのVista(β版)のデモを行なう日でした。この日のために、これまでのパーツでVistaが動くかどうかを検証し、デバドラ(=デバイスドライバー)の様子を見、なんとか動く構成でPCを1台組み上げ、それをそのまままたキャリーに乗っけ(前々回参照)、秋葉原におもむきました。
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