気になってもUSBメモリーを挿すな
8月17日にASCII.jpでよく読まれたのが、「だって人間だもの…拾ったUSBメモリを開く人は何割いる? 調査」という記事です。
人目に付きやすい場所にUSBメモリーを落としておき、拾った人がPCに挿してファイルをクリックするのを待つ。しかしそのファイルはマルウェアで、感染したPCは攻撃者のC&C(コマンド&コントロール)サーバーに自動接続されてしまう……。
でも、落とし主不明のUSBメモリーを拾った人は、本当に自分のPCで開くのでしょうか? 米グーグルで不正利用や詐欺対策のグループを統括するエリー・ブルツタイン氏は、実験用のUSBメモリーを用意し、大学キャンパスに297個もばら撒きました。
詳細は記事を読んでいただくとして、結論からいうとおよそ45%の人がそれをPCに挿し、保存されていたHTMLファイル(マルウェアの代用品)をクリックしてしまったそうです。
USBメモリーは、お手軽で持ち運びやすいデータストレージで、ファイルの受け渡しにも使えるため、業務に活用している人も多いはず。しかしながら、企業を狙う攻撃にもよく使われる代物なんだとか。
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