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走行車両で広告配信と漏水調査を同時に行う新構想

 株式会社Essenは10月6日、走行車両をデータの収集・発信ネットワークとして活用する「モビリティコンステレーション」構想の推進を発表した。タクシーや配送車にモニターやセンサーを取り付け、「街への広告表示」と「道路や設備の状態チェック」を同じ車で同時に行う仕組みだ。

 同社は位置情報や人流データを基に広告効果を可視化するモビリティ広告プラットフォーム「WithDrive」を運営し、車両保有企業へ収益機会を提供している。これに加え、車載用赤外線センサーとAI解析を用いて路面の温度変化から地下水道管の漏水疑い箇所を抽出する技術の開発を進めており、2026年2月には豊田市との実証実験を開始した。広告事業で車両の運行・保守体制を維持しながら、同じ車両網をインフラ点検にも活用する。

 日常的な車両走行を通じて現場データを継続的に蓄積・解析し、企業のマーケティングと自治体のインフラ保全業務の双方にデータを提供する試みだ。なお同社はあわせて、本技術の実用化や運用体制の強化を目的に、高輪地球益ファンド等を引受先とする資金調達を実施している。

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