AI駆動開発フレームワーク「GoDD」に、データ移行をAI主導で支援する「GoDD Migration」を追加。移行設計・実行・検証までを一貫して効率化
株式会社ripla
株式会社ripla(所在地:東京都、代表取締役:張田谷 凌央)は、独自のAI駆動開発フレームワーク「GoDD」の新サービスとして、AIがデータ解析や移行を行う「GoDD Migration」を提供。

リリースの概要
株式会社ripla(所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:張田谷 凌央)は、独自のAI駆動開発フレームワーク「GoDD」の新サービスとして、現行・移行先システムのデータ解析から、移行設計・実行・検証までをAI主導で支援する「GoDD Migration」の提供を開始します。
GoDD Migrationは、現行システムと移行先システムのDB定義、テーブル、カラム、データ、仕様書などをAIが解析し、旧システムから新システムへのデータマッピングや変換ルールの作成、移行処理、移行結果の検証までを一貫して支援するサービスです。
データ移行では、単純にデータを別のデータベースへ移すだけではなく、既存データが業務上どのような意味を持ち、どのようなルールで生成・更新・利用されているのかを正しく理解することが重要です。特に長期間運用されたシステムでは、重要な業務ルールが仕様書だけではなく、ソースコードや画面、帳票、実データ、担当者の運用などに分散している場合があります。
GoDD Migrationでは、既存システムを解析する「GoDD Analyze」や、開発に関する情報・知見を蓄積する共通データ基盤「GoDD DB」と連携し、こうした情報を横断的に解析します。その解析結果をもとに、データと業務の関係や暗黙の業務ルールを構造化し、新システムの要件を踏まえた移行方法を設計します。さらに、SQL、ETL、移行スクリプトの生成、データ移行、移行後の整合性検証、エラー原因の分析までを支援します。
これにより、従来はエンジニアが大量のデータ定義や仕様書を確認しながら手作業で行っていた、移行設計・移行処理・結果検証までの一連のデータ移行業務をAI主導へ再設計します。
また、「GoDD Analyze」「GoDD Notes」「GoDD Design」「GoDD Dev」「GoDD Test」「GoDD Security」「GoDD Maintenance」などの既存のGoDDシリーズと組み合わせることで、既存システムの解析から、新システムの開発、データ移行、運用・保守までを一貫してAI主導で支援します。
GoDD Migrationとは

GoDD Migrationは、システム刷新やモダナイゼーションに伴うデータ移行において、「移行方法の設計」と「データ移行・検証」をAI主導で支援するサービスです。
AIが移行方法を設計
AIが、現行システムと移行先システムのDB定義・テーブル・カラム・データ・仕様書などを解析し、旧システムから新システムへどのようにデータを移行すべきかを整理します。主な対象は以下です。
・現行・移行先システムのDB構造解析
・旧→新のテーブル対応の推定・作成
・旧→新のカラム対応の推定・作成
・データ型の変換ルール作成
・コード値の変換ルール作成
・データの統合・分割ルール作成
・データ補正ルールの作成
・欠損・重複・不整合・異常値の検出
単純なテーブル・カラムの対応付けだけではなく、実際のデータや仕様、業務上の意味も踏まえて、どのデータを、どのようなルールで、新システムへ移行するのかをAIが整理します。また、現行データに欠損や重複、不整合、異常値などが存在する場合には、問題となるデータを検出し、移行前に必要となる修正候補についても提示します。
AIがデータを移行・検証
設計した移行方法をもとに、AIがSQL、ETL、移行スクリプトを生成し、エンジニアによる確認を経てデータ移行を実行します。移行後は、以下のような観点から移行結果を自動で検証します。
・移行前後の件数比較
・未移行データの検出
・データ型や値の整合性確認
・重複・欠損データの確認
・データ間の関連性確認
・業務ルールとの整合性確認
・エラー・不具合の検知
・エラー原因の分析
単に移行処理を実行するだけではなく、「正しく移行できたか」を検証し、問題が発生した場合には原因分析から修正までを支援します。
GoDD Migrationの特徴

1. 現行システムに埋もれたデータの意味と業務ルールをAIが解析
長期間運用されたシステムでは、データベースの設計書やカラム名だけでは、それぞれのデータが業務上何を意味し、どのようなルールで登録・更新・利用されているのかを判断できない場合があります。また、仕様書と実際のシステムの挙動が異なる、同じ項目でも時期や機能によって意味が異なる、重要な業務ルールがソースコードや担当者の運用にのみ残っているといったケースも存在します。
GoDD Migrationでは、GoDD AnalyzeおよびGoDD DBと連携し、DB定義、実データ、仕様書、ソースコード、画面、帳票などの情報を横断的に解析します。これにより、テーブルやカラムの構造だけでなく、データと業務の関係、データの生成・更新・利用経路、暗黙の業務ルールまで整理し、移行設計に必要な情報として構造化します。AIによる解析結果には推定根拠や確認が必要な事項を示し、エンジニアや業務担当者による確認・判断を支援します。
2. 現行業務と将来要件をもとに、移行先のデータ構造まで設計
GoDD Migrationでは、単純に旧システムと新システムのテーブル・カラムを対応付けるだけではなく、GoDD Analyzeで整理した現行業務とデータの関係、新システムに求められる機能・業務・非機能要件をもとに、新しいデータモデルやテーブル構成の設計を支援します。
特に移行先のデータモデルが未確定の場合には、現行システムに存在するデータの重複や不整合、用途の異なるデータの混在、過去の改修によって複雑化した構造などをそのまま引き継ぐのではなく、新システムで必要となる業務単位でデータを整理します。
そのうえで、統合・分割・正規化など、新しいデータモデルやテーブル構成の設計候補を根拠とともに提示します。さらに、設計された新しいデータ構造に対して、旧システムのどのテーブル・カラム・データを、どのような変換・補正ルールで移行するかを整理し、新旧システム間のデータマッピングを作成します。
これにより、既に決められた移行先へデータを移すだけでなく、現行システムの解析結果を、新システムのデータ設計と移行設計の双方へつなげます。
3. 移行設計からSQL・ETL生成、移行実行までを一気通貫で支援
GoDD Migrationでは、作成した移行設計をもとに、実際のデータ移行に必要となるSQL、ETL、移行スクリプトをAIが生成します。
型変換、コード変換、データ統合・分割、値の補正など、移行設計で定義したルールをそのまま移行処理へ反映します。生成された処理内容をエンジニアが確認したうえでデータ移行を実行することで、移行設計と実装を分断せず、解析・設計した内容を実際の移行処理まで一貫してつなげることが可能になります。
4. 件数だけでなく、データ整合性や業務ルールまでAIが検証
データ移行では、移行処理そのものだけではなく、移行後のデータが正しい状態になっているかを確認する検証作業が重要です。
GoDD Migrationでは、移行前後の件数だけではなく、データ型や値の整合性、データ間の関連性、業務ルールとの整合性などを自動で照合し、エラーや未移行データ、不整合を検出します。問題が発生した場合には、対象データを提示するだけではなく、どのデータや変換処理に原因があるのかをAIが分析し、修正までを支援します。
背景:システム刷新で大きな負荷となる「データ移行」

企業の基幹システムや業務システムでは、長期間の利用によって大量のデータが蓄積されています。そのため、システム刷新やクラウド移行、モダナイゼーションを行う際には、新しいシステムを開発するだけではなく、既存システムに蓄積されたデータを新システムへ正確に移行することが必要になります。
しかし、長期間運用されているシステムでは、以下のような課題が発生します。
・現行システムのテーブルやカラム数が多く、全体像の把握に時間がかかる
・同じ意味のデータでも、新旧システムで名称やデータ構造が異なる
・新旧システムでデータ型やコード体系が異なる
・一つのテーブルが複数テーブルへ分割・統合される
・既存データに欠損、重複、不整合、異常値が存在する
・仕様書と実際に格納されているデータやシステムの挙動が一致していない
・移行後の大量のデータについて正しく移行できたか検証する必要がある
・移行エラーが発生した際の原因特定に時間がかかる
特に大規模な基幹システムでは、多数のテーブル・カラムに対して移行ルールを設計し、大量のデータを検証する必要があるため、データ移行がシステム刷新プロジェクト全体の大きな負荷になることがあります。また、データベースの設計書やカラム名だけでは、それぞれのデータが業務上何を意味し、どのようなルールで登録・更新・利用されているのかを判断できない場合もあります。
一方、生成AIは、ソースコードだけではなく、データ構造、仕様書、画面、帳票、実データなど複数の情報を横断的に解析できるようになっています。
そこでriplaでは、エンジニアが一つずつ対応関係や変換ルールを定義する従来型のデータ移行から、AIが新旧システムを解析し、移行設計・実行・検証までを支援する形へ再設計するため、「GoDD Migration」を開発しました。
GoDDシリーズでの活用

GoDD Migrationは、riplaが提供するAI駆動開発フレームワーク「GoDD」の一つとして、既存システムの解析から、新システムの開発、データ移行、運用・保守までの一連の開発プロセスで活用します。
例えば、GoDD Analyzeで既存システムを解析し、GoDD Notesで要求・仕様を整理、GoDD DesignでUI・UXを設計し、GoDD Devで新システムを実装します。その後、GoDD Testでテストを行い、GoDD Securityでセキュリティ面を検証します。そして、GoDD Migrationが現行システムと新システムのデータ構造を解析し、移行設計、データ移行、移行結果の検証を実施します。移行後は、GoDD Maintenanceによって新システムの運用・保守・改修を支援します。
これにより、以下のような一連のシステム刷新プロセスをGoDDシリーズでつなげることが可能になります。
既存システムを理解する
→ 要求・仕様を整理する
→ デザインを設計する
→ 新システムを開発する
→ テスト・セキュリティ検証を行う
→ データを移行・検証する
→ 運用・保守する
また、GoDDシリーズの共通データ基盤である「GoDD DB」とも連携し、既存システムの仕様やデータ構造、新システムの設計・仕様などを工程横断で活用します。これにより、データ移行だけを独立した工程として扱うのではなく、既存システムの解析から新システムの設計・開発までに得られた情報を、そのまま移行設計や検証へ活用できる開発プロセスを構築します。
GoDD Migrationが適している企業

GoDD Migrationを活用したデータ移行は、以下のような企業に適しています。
・基幹システムや業務システムの刷新を検討している企業
・オンプレミス環境からクラウド環境への移行やモダナイゼーションを検討している企業
・長期間利用してきたシステムに大量のデータや複雑な業務ルールが蓄積している企業
・移行対象となるテーブル・カラム数が多く、移行設計に大きな工数がかかっている企業
・新旧システムでデータ構造やコード体系が大きく異なる企業
・既存データの欠損・重複・不整合や、移行後の検証・エラー原因調査に多くの工数がかかっている企業
・システム刷新全体をAI活用によって効率化したい企業
今後の展望
riplaは今後、GoDD Migrationを、システム刷新・モダナイゼーションにおけるデータ移行をAI主導へ再設計するサービスとしてさらに拡張してまいります。
従来のシステム刷新では、既存システムの調査、新システムの設計・開発、データ移行がそれぞれ独立した工程として進められ、工程が変わるたびに異なる担当者がシステムやデータを理解し直す必要がありました。
GoDDでは、GoDD Analyzeによる既存システム解析から、GoDD Notesによる要求・仕様整理、GoDD Design、GoDD Dev、GoDD Test、GoDD Security、GoDD Migration、GoDD Maintenanceまでを、GoDD DBを共通データ基盤としてつなげることで、システム開発・刷新のプロセス全体をAI主導へ再設計します。
今後は、過去の移行プロジェクトで得られたデータマッピング、変換ルール、エラーパターン、検証方法などの知見も活用し、AIによる移行設計・実行・検証の精度を継続的に向上させていきます。今後もGoDDシリーズおよびGoDD DBの開発を進め、既存システムの解析、要求・仕様整理、設計、開発、テスト、セキュリティ、データ移行、運用・保守まで、システム開発・刷新のライフサイクル全体をAI主導で支援し、開発品質と生産性を継続的に高める開発基盤の構築を進めてまいります。
お問い合わせ
「GoDD」および「GoDD Migration」にご興味をお持ちの方は、以下よりお気軽にお問い合わせください。
会社ホームページURL:https://ripla.co.jp/inquiries
ブログURL:https://blog.ripla.co.jp/
メールアドレス:info@ripla.co.jp
担当:張田谷 凌央
会社概要
株式会社riplaは、AI時代のオーダーメイド型システム開発を提供する開発会社です。独自のAI駆動開発フレームワーク「GoDD」を活用し、企業ごとの顧客体験や業務要件に合わせたシステムを、AI主導で高速かつ高品質に開発します。
会社名:株式会社ripla
所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目23番4号 桑野ビル2階
設立日:2022年11月2日
代表取締役:張田谷 凌央
URL:https://ripla.co.jp
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