予測モデルAIを搭載した可搬重量60kgの産業用4足歩行ロボット
東京大学発のロボットベンチャーである株式会社Highlandersは9月7日、産業用4足歩行ロボット「HLQ EDGE」を発表した。最大60キログラムの可搬重量、最大330ニュートン・メートルの関節トルク、連続3時間の駆動性能を備え、重量物搬送や巡回点検、遠隔作業などの現場での実用を想定して開発された。機体設計から歩行AI、拡張用ロボットアームの開発、量産までを国内で手掛ける。
歩行制御には、環境変化を予測するワールドモデルを活用したAIを採用している。デプスカメラで取得した地形情報と機体状態から直後の変化を予測し、脚の接地位置や姿勢を調整する。階段昇降や胴体高を超える段差の乗り越え、足場に隙間がある溝地形の跳躍、草が生い茂る不整地の走行に対応する。機体背面にはマウントレールを備え、自社開発のロボットアームや各種センサーを装着できる。
演算基盤には「NVIDIA Jetson Orin NX」を搭載し、情報の認識・処理を機体内で実行する。電源は48Vバッテリーを採用し、通信はWi-Fiおよび5Gに対応する。同社は開発・生産・保守の拠点を国内に置くことで、導入企業の用途に応じた仕様変更やソフトウェア更新へ対応する体制を整えているという。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります



























