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荷物の「ポイ活」で再配達を減らす、生活者主導の新たな物流インフラ

 株式会社Every WiLLは9月4日、宅配伝票の撮影とアンケート回答により電子ポイントが付与される新サービス「自宅deトリイク」をローンチした。同社は8月10日、国土交通省の「多様・柔軟な受取・注文方法の普及促進事業」において、スタートアップとして唯一となる2年連続の補助対象事業に採択されたことを発表している。EC利用の拡大に伴う再配達や人手不足といった物流課題に対し、荷物の受取側の行動変容とデータ活用を軸とした取り組みとして展開される。

 本サービスは、自宅での受取や指定拠点へ自ら足を運んで受け取った荷物の伝票を、スマートフォンで撮影・アップロードしてOCR技術でデータ化し、アンケートに回答することでポイントを獲得できる仕組みだ。「置き配」や指定日時に幅を持たせる「ゆっくり配送」など、物流負荷の少ない受取方法を選択した場合にもポイントが付与される。

 ユーザーから収集された伝票データや受取要望は、同社が推進する約1.5坪の未利用スペースを活用した無人受取拠点「トリイクスポット」の設置場所選定に活用される。アプリ内からの設置要望機能と受取データの可視化を組み合わせることで、需要の高い地域へ受取拠点を配置する設計となっている。

 蓄積される伝票情報や行動データは、今後の配送実態の把握や物流サービスの改善にも用いられる予定だ。生活者へのインセンティブ付与と受取拠点整備のデータ化により、持続可能な物流インフラの構築を目指す。

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