酷暑時代の労災を防ぐには?労働者コンディションを可視化するSaaSをJRが開発
東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は7月10日、過酷な労働環境に直面する現場向けのコンディション可視化・労災対策支援サービス「マモログ」を、7月21日よりiOSアプリとして提供開始すると発表した。暑熱環境下での具体的な推奨行動を提示することで、未然に労災を防ぐ行動変容を促す仕組みとなっている。
昨今の暑熱化は、現場を抱える企業にとって死活問題となっている。建設やインフラ保守をはじめとする体力を要する業界において、熟練労働者の確保と健康維持は経営の持続可能性に直結するといえる。本サービスでは、労働者が自分で顔を撮影するだけで、画像解析によって身体的なコンディションレベルや脈拍・呼吸数・バイタルバランスを独自指標で推定し、結果は本人と管理者に共有される。双方の健康や労災防止に関する意識の向上、社員間のコミュニケーション増加を目的としている。
先行して実施されたJR東日本グループ内の保守メンテナンス業務従事者約400名を対象とした実証実験では、利用者の90%以上が「体調管理や作業に気を遣うようになった」と回答し、機械的に算出されたデータと本人の主観的な体調の合致度は、5段階評価で平均3.9だったという。
本サービスは、同社の社内新事業創造プログラム「ON1000(オンセン)」から生まれたものであり、JR東日本だけにとどまらず、導入企業の募集を進めている。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります



























