Diver-X、ロボティクス向けデータグローブ「ContactGlove3 Pro」発表 ロボット遠隔操作・模倣学習データ収集の標準インターフェース目指す
Diver-X株式会社は6月24日に、ロボティクス向けデータグローブ「ContactGlove3 Pro」を発表した。同製品は、業務用途のロボット遠隔操作および作業データ収集向けインターフェース。EMF(電磁場)方式による指先トラッキングと、ROS 2/C++/Python SDK のネイティブ対応、Linux/macOS/Windowsのクロスプラットフォーム対応で、49万8,000円(税込)からの価格で提供するという。販売開始は2026年10月とのこと。
「ContactGlove3 Pro」は、ロボット遠隔操作(テレオペレーション)および作業データ収集を主たる用途として設計された業務用データグローブ。研究室、スタートアップ、事業会社の研究開発現場における「指先データ収集の標準インターフェース」となることを目指しているという。
同社によると、把持・組立・繊細な物体操作といった「指先の動作」はカメラ・マーカー・剛体トラッカーでは取得が困難で、ロボット学習・テレオペレーション分野における課題だったという。同製品はこの課題に応える業務用途インターフェースとして、近年の Vision-Language-Action(VLA)モデルや模倣学習を含むロボット学習研究に必要な、大規模・高品質な指先データの収集を可能にするとしている。
「ContactGlove3 Pro」は、EMF(電磁場)方式によるトラッキングを採用しているほか、グローブが5本指の指先まで一体で覆う構造で各指先部に高精度な計測コイルを内蔵。装着するだけで各指先の位置や姿勢を独立して計測でき、指同士が触れ合う・摘む・組み合わせるといった、指同士のインタラクションまでを取得・再現できるという。指先に別部品を取り付ける必要がなく、グローブ単体で精密計測が完結するとしている。
発表されている主な主要仕様は以下。
・トラッキング方式:EMF(電磁場)トラッキング
・トラッキング精度:センサー位置誤差 中央値0.5mm、最大値1.5mm/センサー方向誤差 中央値0.4°、最大値1°(当社推奨環境下)
・データ出力レート:100Hz以上
・レイテンシー:30ms以下
・通信方式:USB(有線)/ BLE
・触覚フィードバック:ハプティック リアクタによる振動
・対応SDK:C++ / Python
・バッテリー容量:1,200mAh
・連続稼働時間:8~10時間
・充電方法:USB Type-C
・グローブサイズ:S/M/L/XL
・対応エンジン・フレームワーク:ROS 2 / Unity / Unreal Engine / MotionBuilder
・対応OS:Linux / macOS / Windows
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