定点カメラの映像をAIが解析し賑わいを可視化、AI人流解析ソフトウェア「NIGIWAI」正式提供開始
Tokyo Artisan Intelligence株式会社は6月19日に、AI人流解析技術を用いてまちづくりを支援するソリューション「NIGIWAI(ニギワイ)」の正式提供を開始した。同ソリューションは、北九州市のスタートアップ支援のもと、2026年2月から3月にかけて同市で行った実証実験の成果をベースに開発したという。
同社によると、まちづくりの施策やイベントの効果検証では、詳細な滞留状況などのデータを把握するニーズが高まっているという。同社は北九州市の「プロトタイプシティ」構想のもとで実証実験を実施。得られた知見とAIモデルを汎用ソリューション「NIGIWAI」としてパッケージ化し、全国の自治体や事業者向けに正式に提供開始した。
「NIGIWAI」は同社のエッジAI技術を活用し、以下の3つの特徴を備えているとのこと。
・高精度AIによる行動・属性の定量化
定点カメラの映像をAIがリアルタイムに解析し、通行量や滞在時間に加えて「飲食」や「休憩」といった具体的な行動まで判別してデータ化。調査員の主観に頼らない客観的な統計データとして可視化するという。
・エッジAI処理による「プライバシー保護」と「低遅延・高精度解析」の両立
映像データをクラウドに送信せず、カメラ端末側で解析し消去する「エッジAI技術」を採用。データの解析とともに、通行者の個人情報やプライバシーを保護するとしている。
・調査業務の効率化とコスト削減
AIによる自動検知と集計を導入することで、現地での人による目視カウントや膨大なデータ集計作業が不要になるとのこと。人流調査にかかるコストを削減するとともに、省人化に寄与するとしている。
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