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サッカーとテクノロジー〔FIFAワールドカップ2026〕 第5回

国連加盟国よりも多い国・地域を“サッカーという共通言語”でつなぐために

なぜサッカーは国境を越えるのか? スイス・FIFA本部を歩いて考えた

2026年06月23日 10時00分更新

文● 末岡洋子 編集● 大塚/TECH.ASCII.jp

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世界のサッカー関係者を受け入れる建物

 エントランスロビーには、歴代のワールドカップで実際に使われたボールや、優勝チームの写真などが陳列されており、さっそく見どころだらけだ。ロビーの床はチリ産の青い石で覆われ、FIFAのコーポレートカラーである青を映し出す。壁はブラジル産の石材だ。

歴史的なシーンをとらえた写真の数々も展示

 訪問した日は静かだったが、このロビーにカメラや音響機材を持ち込めば、たちまち中継スタジオに変わる。実は、世界中のサッカーファンが息を呑んで見守るワールドカップの組み合わせ抽選会も、このロビーで行われている。

 受付から見上げると、天井が2階まで吹き抜けとなっており、開放感がある。2階には、211席を備えたオーディトリアムがある。ここは各種カンファレンスやプレス発表会場として使われており、ときにはFIFAスタッフの全体集会の場にもなる。

オーディトリアム(ホール)

 一方、サッカースタジアムの選手入場トンネルを模した地下への階段を降りると、会議室やスタジオ、倉庫などの施設がある。前回記事でご紹介した、IT機器を管理している倉庫もこの地下にある

会議室の名前は「Kick」「Score」など、すべてサッカーにちなんだものだった

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