研究計画調書の作成・確認業務をAIが支援、大学・研究機関向けサービス「ToraPlan」リリース
株式会社ToraPlanは6月17日に、科研費応募書類である研究計画調書の作成をAIで支援する、大学・研究機関向けサービス「ToraPlan(トラプラン)」の正式リリースを発表した。研究者によるインプットと参考文献をもとにAIが文案を作成するほか、作成した文案を研究計画調書のテンプレートファイルへ転記する作業を支援するという。
同社によると、大学教員や研究者にとって研究活動に充てられる時間の確保と研究資金獲得のための環境整備が課題になっているそうだ。こうした背景をもとに同社では、研究者が研究計画調書の作成に費やす時間を削減し、より多くの時間を研究活動に充てられる環境づくりを支援するために「ToraPlan」を開発したとのこと。
「ToraPlan」では、研究者がUIの入力ガイドに従って回答し、参考文献をアップロードすることで、AIが参考文献(自著論文含む)を引用しながら、科研費申請用の研究計画調書のフォーマットに沿った文案を作成するという。
文案については、科研費の研究計画調書において一般的に求められる研究目的や研究方法、独創性、実現可能性、研究遂行能力などの観点を踏まえて、AIが作成。アップロードした参考文献をAIが研究内容との関連性に応じて参照し、研究の新規性や妥当性を説明するための文献引用を支援するとのこと。
また、審査委員の研究理解を補助する研究概念図や研究体制図、研究進行表をAIが自動作成し、研究計画調書に自動貼付して出力するという。
現在、同サービスは基盤研究(B)、基盤研究(C)、若手研究、挑戦的研究(萌芽)の研究計画調書に対応。今後、基盤研究(S)、基盤研究(A)、挑戦的研究(開拓)、研究活動スタート支援、奨励研究などの研究種目の科学研究費申請にも順次対応するとしている。また、AI文案をもとに研究者自身で修正を加えた最終版の研究計画調書をレビューする機能も追加予定とのこと。
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