Hakuhodo DY ONEとReD.が一体運営するMagicx consulting、AI駆動開発サービス「Magicx Engineering Intelligence Suite」を提供開始
株式会社Hakuhodo DY ONE
エンタープライズ領域のシステム開発を高度化し、AI時代における革新的な開発モデルを確立
株式会社Hakuhodo DY ONE(本社:東京都港区、代表取締役社長:北爪宏彰、以下 Hakuhodo DY ONE)と株式会社ReD.(本社:東京都港区、代表取締役社長:八木典裕、以下ReD.)が共同で運営するコンサルティングチーム「Magicx consulting」は、企業のシステム開発における要件定義から運用保守に至る開発プロセス全体を支援するAI駆動開発サービス『Magicx Engineering Intelligence Suite』の提供を開始いたします。
本サービスは、AIによる成果物の作成支援にとどまらず、各開発工程間の関係性を可視化するトレーサビリティを支援するとともに、エンタープライズ開発に求められる品質、セキュリティ、ガバナンス、非機能要件への対応を可能にします。AI活用を前提とした独自のプロジェクト手法「AI Readyプロジェクト推進」を組み合わせ、企業の開発スピードの向上や品質管理の高度化、内製化の推進を支援します。一部工程では、従来比30~70%程度の工数削減を実現し、要件変更に即応できる開発体制の構築を目指します。※1

■背景
近年、AI技術の進化により、システム開発の各工程でAI活用が広がっています。一方、企業ではIT人材不足や開発コストの上昇、外部ベンダーへの依存、レガシーシステムの複雑化により、開発力強化、内製化、モダナイゼーションの必要性が高まっています。特にエンタープライズ領域では、既存システムとの整合性、業務要件への適合、品質・セキュリティ・運用保守などの制約が大きく、単なる開発効率化だけでは対応が困難な状況にあります。従来の開発では、要件変更のたびに設計書、ソースコード、テスト仕様書、運用マニュアルなど複数の成果物への影響を人手で確認する必要があり、変更対応のスピードと品質管理の両立が課題となっています。
これらの課題を解決する手段として注目されるAI駆動開発は、要件定義からドキュメント作成までをAIが横断的に支援することで、仕様変更に伴う影響範囲の把握や成果物間の整合性確認を効率化し、開発スピードと品質管理の両立を可能にします。この即応性の高い開発体制は、安定性や信頼性が求められるSoR領域※2だけでなく、事業環境の変化が速いSoE領域※3でも重要性を増しています。
こうした状況を踏まえ、両社は大規模・ミッションクリティカルな基幹システム構築で培った統制・品質管理の知見、生成AI黎明期からのノウハウ、企業の事業成長を支援してきた実績をもとに、AI駆動開発サービス『Magicx Engineering Intelligence Suite』を提供します。本サービスは、従来のシステム開発をAI駆動へと再構築し、導入に向けた戦略策定から実装、内製化までを一貫して支援します。単なるAIツールの導入にとどまらず、人とAIの最適な責任分解、統制設計、AI技術の評価・選定・改善を組織内に定着させることで、ベンダー依存から脱却した自律的な開発体制の構築を支援します。
■サービスの特長
- システム開発プロセス全体の生産性向上要件定義、設計、実装、テスト、レビュー、ドキュメント作成など、開発工程全体にAIを活用し、開発リードタイムを短縮し、業務負荷を軽減します。主に、既存資料の読み込み、仕様整理、影響調査、設計書・テスト仕様書作成、レビュー観点の抽出、指摘整理など、人手と時間を要する工程の効率化を目指します。
- 要件・設計・コード・テストのトレーサビリティ支援AI駆動開発の特徴は、単なるコード生成ではなく、要件から運用ドキュメントまで成果物間の関係性を横断的に把握し、整合性を検証できる点にあります。本サービスでは、要件変更時に関連する設計書、ソースコード、テストケース、運用資料への影響をAIが整理し、開発チームの判断を支援します。さらに、人による最終確認や各種統制プロセスと連携することで、統制水準に対応したAI駆動開発を実現します。
- 品質・セキュリティ・ガバナンスの強化AIによるコード生成や開発支援を活用しながら、エンタープライズ領域に求められる品質、セキュリティ、非機能要件、運用性、ガバナンスを重視した開発を徹底します。コードレビュー、設計書間の整合性確認、テスト観点の網羅化、セキュリティ確認などをAIで補完し、人によるレビュー、承認プロセス、利用ルール、ログ管理、セキュリティチェックと組み合わせることで、プロセスの透明性と高度な統制の両立を実現します。
- SoR領域における基幹・業務システム開発の効率化安定性、正確性、監査性、セキュリティ、運用保守性が重視されるSoR領域では、既存システムの仕様把握、影響調査、設計書・テスト仕様書作成、移行方針整理、レビュー観点抽出をAIが支援し、基幹・業務システム開発の立ち上がりと実行を効率化します。レガシー刷新やモダナイゼーションでは、古い設計書、ソースコード、運用資料をAIで読み解き、プロジェクト初期の調査・設計負荷を軽減します。
- SoE領域における高速な事業施策実装顧客接点やマーケティング施策に関わるSoE領域では、季節、天気、時間帯、地域、在庫状況、生活者の行動変化などの外的環境に応じて、アプリケーションや機能を素早く変化させることが重要です。AI駆動開発により、ECサイトの表示・レコメンド変更、キャンペーンに合わせた画面・導線改善、地域特性に応じた顧客体験の展開など、施策の設計、実装、検証、改善を高速化します。
- AI Readyプロジェクト推進とサーキュラーイノベーション『Magicx Engineering Intelligence Suite』は、AIツール導入だけでなく、AIを前提としたプロジェクト設計、開発プロセス、ガバナンス、人材育成、開発環境整備を含む「AI Readyプロジェクト推進」を支援します。また、各プロジェクトで得られたAI活用ルール、プロンプト、設計パターン、レビュー観点、品質管理ノウハウを再利用可能な知見として蓄積し、他のプロジェクトや企業支援に活かす「サーキュラーイノベーション」モデルを構築します。
■今後の展望
SoR領域とSoE領域の双方において、『Magicx Engineering Intelligence Suite』の提供を拡大し、AIを活用した設計書レビュー、テスト自動化、コードレビュー、セキュリティチェック、ドキュメント生成、運用マニュアル作成など、個別ユースケースに応じたサービスメニューも順次拡充します。※4 また、各プロジェクトで得られた知見を蓄積・再利用し、企業間で知見を循環させる「サーキュラーイノベーション」モデルを通じて、AI時代における新たな開発標準を創出します。
また、博報堂DYグループの横断的なAI専門家集団 HCAI Professionalsの活動の一環として、さまざまな企業に合わせたAI駆動開発の導入を一層推進します。こうした取り組みを通じて、開発プロセスやAI活用ルール、ガバナンス、人材育成、開発環境整備を含めた包括的な支援体制の構築を図ります。これにより、人とAIが共創する自律的な開発体制を普及させ、AI時代における革新的なシステム開発モデルの新たなスタンダードを確立してまいります。
※1 適用領域や既存資料の整備状況に応じた、調査、設計書作成、テスト観点整理、レビュー、ドキュメント作成などの工程を対象。削減効果は当社検証・先行プロジェクトに基づく想定であり、対象範囲、開発体制、既存資料の品質により異なります。
※2 SoR(System of Record): 会計、販売管理、契約管理、ワークフロー、顧客管理などの、記録や業務の安定性を重視する領域。
※3 SoE(System of Engagement):EC、CRM、マーケティング施策、顧客接点アプリケーションなどの、顧客との繋がりを深める領域。
※4 各領域の支援詳細は次の通りです。SoE領域では外的環境に合わせて、アプリケーションや顧客体験を高速に改善できる開発体制の構築を支援します。SoR領域では、要件定義、設計、実装、テスト、レビュー、運用ドキュメント作成の効率化を通じて基幹・業務システム開発の生産性向上と品質管理の高度化を支援します。
<会社概要>
■株式会社Hakuhodo DY ONE https://www.hakuhodody-one.co.jp
Hakuhodo DY ONEは、インターネット広告黎明期より培ったデジタル広告の知見とノウハウを活かし、統合的なデジタルマーケティングサービスを提供しています。マーケティング戦略立案力、クリエイティビティ、高度な運用力と技術開発力、媒体社・プラットフォーマーとの強固な関係性を強みとし、国内外のクライアント企業に対して、デジタル起点でのマーケティング戦略やテクノロジー活用を包括的に支援します。
博報堂DYグループの「デジタルコア」として、グループ内のナレッジやリソースを集約し、高い専門性と提案力を併せ持つ企業として業界随一のデジタルマーケティング事業会社となることを目指します。
クライアント企業にとって唯一の「ONE」の存在となるため常に挑戦・前進し、事業成長を支援するビジネスパートナーとして伴走することで、クライアント企業の持続的な成長と、企業価値向上に貢献してまいります。
本社所在地: 〒107-6316 東京都港区赤坂5丁目3-1 赤坂Bizタワー
代表者 : 代表取締役社長 北爪宏彰
株 主 : 博報堂DYグループ100%
社員数 : 3,290名(2026年4月1日時点)
創 立 : 2024年4月1日
事業内容 : デジタルマーケティング全般にまつわる企画・コンサルティング・代行事業・投資事業
■株式会社ReD.
株式会社ReD.は、博報堂DYグループのデジタルトランスフォーメーション(DX)領域を担うコンサルティングファームです。生活者発想に基づくインサイトと、顧客データを活用した科学的アプローチを掛け合わせ、企業のDX推進、CX(顧客体験)変革、新規事業創出を支援しています。
戦略立案から実行、組織・オペレーション改革、IT開発までを一体で支援し、企業の価値創造を総合的に推進。AI活用やデータドリブンな施策を通じて、顧客体験の高度化と持続的な成長の実現に貢献します。
本社所在地: 〒107-6316 東京都港区赤坂5丁目3-1 赤坂Bizタワー
代表者 : 代表取締役社長 CEO 八木 典裕
株 主 : 博報堂DYグループ
創立 : 2022年12月24日
事業内容 : DXコンサルティング、AI活用支援、新規事業開発支援、ITコンサルティング など
【本件についてのお問い合わせ】
株式会社Hakuhodo DY ONE
広報担当 E-mail:info-pr@hakuhodody-one.co.jp
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