「バリアフリー360°VR宿案内」提供開始、宿泊前に施設の環境を利用者自身で確認可能に
株式会社シンボシとoffice FUCHIは6月2日に、宿泊施設のバリアおよびバリアフリー対応を可視化するための「バリアフリー360°VR宿案内」の提供開始を発表した。宿泊施設の館内や客室を360°VRで撮影し、利用者がスマートフォンやPC、VRゴーグルを使って、視点を動かしながらバリアフリー環境を事前確認できるという。
同社によると、車椅子ユーザーや高齢者、身体に不安を抱える人にとっては、宿泊施設のウェブサイトに「バリアフリー対応」と記載されていても、実際に通路を通れるか、ベッドは移乗できる高さか、トイレや浴室に十分なスペースがあるか、スロープや段差はどうなっているかなど、利用者自身が知りたい情報が十分に伝わっていないケースが多くあるという。その結果、「現地に行って利用が難しいとわかった」、「不安が大きく旅行自体を諦めてしまった」という問題が生まれているそうだ。こうした背景から、360°VR映像技術を活用し、宿泊前に施設の環境を利用者が“自分の目線”で確認できる「バリアフリー360°VR宿案内」を開発したという。
同サービスでは、利用者は現地へ行く前に、客室内の広さや車椅子の回転スペース、通路幅、ベッドの高さ、浴室やトイレの使いやすさ、エレベーターや導線状況などを、スマートフォンやPC、VRゴーグルを使ってリアルな視点で確認できるとのこと。 主な特徴は、360°VRによる疑似体験。上下左右360°を自由に見渡せるため、写真だけでは伝わりにくい空間感覚や導線を把握しやすくなる。また、実際の数値情報を可視化。VR画像内に、ドア幅、ベッドの高さ、段差の寸法、通路幅などの情報を表示可能で、利用者の宿泊可否の判断を支援する。
一般の顧客にも宿案内として活用できるほか、宿泊施設にとってもバリアフリー情報の発信強化やユニバーサルツーリズムの推進などにつながるとしている。また、今後は宿泊施設だけでなく観光地や温浴施設、商業施設、公共施設などへ対応範囲を拡大予定だという。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります


























