U-ZERO、シードラウンドクローズで、総額9.5億円の資金調達を実施
株式会社U-ZERO
日本企業の従業員エンゲージメント改革を加速、AI製品開発と事業のさらなる拡大を目指す
働きがいを高め、Unhappy(不幸せ)な働く人をゼロにするために従業員エンゲージメント改革を支援する株式会社U-ZERO(本社:東京都千代田区大手町、代表取締役 CEO 兼 CPO:三村真宗)は、シードラウンドのファーストクローズとして総額9.5億円の資金調達を実施しました。本資金調達の出資者は、U-ZEROの特別顧問を務める平野正雄氏に加え、日本のSaaS市場を牽引してきた投資家であるアレン・マイナー氏、マイク・エバーハード氏、富士通ベンチャーズ株式会社、そして株式会社Global Hands-On VCが含まれます。また、今後の事業成長を加速するため、出資者の一人であるマイク・エバーハード氏がU-ZEROの特別顧問に就任したことを発表します。
■主な出資者
- 早稲田大学ビジネススクール教授 平野 正雄氏
- サンブリッジグループ創業者 代表取締役会長・CEOアレン・マイナー氏
- 元Concur Technologies社長マイク・エバーハード氏
- 富士通ベンチャーズ株式会社 ※運営する「合同会社富士通ベンチャーズファンド」にて引受
- 株式会社Global Hands-On VC
■資金使途
今回調達した資金は、以下の目的に充てられます。
- さらなる製品開発と機能改善
- 人材採用による組織体制の強化
- ビジネス拡大に向けた営業・マーケティング強化
■株式会社U-ZERO 代表取締役 CEO 兼 CPO 三村 真宗コメント
「多くの企業では、働きがいを高めるための取り組みが重要視されている一方で、その実現にはまだ多くの課題が残されています。U-ZEROのサービス開始から1年。すでに50社以上にご導入いただき、この社会課題への大きなニーズを強く実感しています。今回の資金調達は、こうした課題を解決し、すべての人が幸せで働きがいを感じられる未来へ向けた挑戦をさらに加速させるための大きな一歩です。U-ZEROは、働きがいを高める革新的な仕組みを今後も開発し続け、企業と従業員の未来を支援していきます。」
■投資家について
1. 平野 正雄
- 経歴
- - 1980年に日揮株式会社に入社後、1987年にマッキンゼー・アンド・カンパニー入社。1993年にパートナー、1998年にシニア・パートナー兼日本支社長に就任し、2006年まで8年にわたり同職を務める。在籍20年を通じて、経営戦略・グローバル化・クロスボーダーM&A・組織変革など多様なプロジェクトをリード。
- - 2007年にカーライル・ジャパン共同代表に就任。
- - 2012年より早稲田大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)教授
- - 2026年4月より大学院大学至善館 副学長・特命教授就任
- 投資実績
- - サンデンホールディングス(自動車用空調システム)、ペプチドリーム(創薬・バイオベンチャー)、サイバーダイン(医療・介護ロボット)、リプロセル(iPS細胞・再生医療)など。
投資家コメント(U-ZERO特別顧問 平野正雄)
「日本企業の従業員エンゲージメントの低さは、長年にわたって経営の現場で痛感してきた構造的な課題です。コンサルティングやプライベートエクイティ、そして学術の場を通じて多くの企業変革に関わってきた経験から言えば、この問題の根本にあるのは制度や仕組みだけではなく、一人ひとりが仕事に意義と意味と喜びを見出せる環境にあります。三村さんとは、マッキンゼーという同じ原点を持つ仲間として、長くその志を共有してきました。コンカーで卓越した組織文化を築き上げてきた三村さんが、その集大成としてU-ZEROに挑む姿に、私は深い共感とリスペクトを感じています。U-ZEROが目指す世界の実現に向けて、微力ながら全力でサポートしていく所存です。」
2. アレン・マイナー(Allen Miner)
- 経歴
- - 1986年に米Oracle入社後、日本オラクル初代代表として日本法人を設立し、事業を急成長させる。
- - 1999年にSunBridgeを設立し、Salesforce、Concur、Marketoなど米ソフトウェア企業の日本進出を支援。これまでに150社以上のスタートアップに投資し、複数のIPOを実現。
- - 2007年、米Forbes誌「Midas List」に日本を拠点とする投資家として初めて選出。
- 投資実績
Salesforce、Concur(経費精算クラウド)、Marketo(マーケティングオートメーション)、ITmedia(IT情報メディア)、Midokura(ネットワーク仮想化)、ModuleQ(AIビジネス情報サービス)、Splice Machine(データベース)、CalmSea(データ分析、のちにCoupangにより買収)、Favy(フードテック)、Michroma(食品科学)など。
投資家コメント(アレン・マイナー)
日本語
「日本オラクルの立ち上げ、盟友マーク・ベニオフが創業したSalesforceをはじめ、グローバルで成長を遂げたSaaS企業の日本進出支援を通じて、日本でのクラウド市場の勃興を間近に見てきました。投資家としては、三村さんとは今から15年以上前に出会いました。お互いにビジョンを語り合いながらも、当時のビジネスプランには出資という形での協力には至りませんでした。その後、2011年に三村さんにコンカー(現SAPコンカー)ジャパンの代表に就任していただき、日本を代表するSaaS企業として卓越した組織文化を築き上げていく姿を、長年にわたって見守ってきました。SaaSからAIにテクノロジーの軸足が移る中、満を持して立ち上げられたU-ZEROへの投資を決断したのは、三村さんの類まれなリーダーシップと、すべての働く人が幸せでいられる社会を実現したいという揺るぎない情熱があってこそです。日本発のAI企業として、エンゲージメントプラットフォームとして世界に羽ばたく日が来ることを確信しており、その挑戦をともに歩んでいきたいと思います。」
English
"Having been at the forefront of Japan's cloud revolution - from founding Oracle Japan to supporting the market entry of global SaaS leaders including Salesforce, co-founded by my close friend Marc Benioff - I have had a ringside seat to how transformative technology reshapes the way businesses operate. My relationship with Mimura-san goes back more than 15 years. We shared a common vision from the very beginning, though the timing never aligned for us to formalize our partnership. What I witnessed over the years that followed was extraordinary: he took the helm at Concur Japan in 2011 and went on to build one of Japan's most celebrated organizational cultures. Now, as the technology landscape shifts decisively from SaaS to AI, he has launched U-ZERO with the conviction and readiness that this moment demands. My decision to invest was driven by his rare leadership and his unwavering passion for creating a society where every working person can truly thrive. I have no doubt that U-ZERO will emerge as a globally significant AI company - an engagement platform that transcends borders - and I am honored to be part of this journey."
3. マイク・エバーハード(Mike Eberhard)
- 経歴
- - SAPのSpend Management Groupの元プレジデントとして、SAP Ariba、SAP Concur、SAP Fieldglassを含むクラウドソリューションの戦略と運営を統括。
- - Concurで17年間勤務し、SAPによる買収後の統合をリード。アジア太平洋地域のEVP兼GM、グローバル営業・事業開発担当EVP、グローバル流通部門プレジデントなどを歴任。
- 投資実績
TripActions(出張手配)、Troop(グループ旅行管理ソフトウェア)、Spotnana(出張管理サービス)、TravelPerkなど。
投資家コメント(マイク・エバーハード)
日本語
「三村さんとは15年以上にわたる友人であり、コンカー時代からその卓越したリーダーシップと組織への深い愛情を間近で見てきました。今回、彼の新たな挑戦であるU-ZEROに関わる機会を得られたことを、心から嬉しく思います。従業員エンゲージメントは、これからの時代に企業が持続的に成長するための根幹です。日本発のAI企業であるU-ZEROは、グローバルに活躍する大きな可能性を秘めています。三村さんならではの視点とリーダーシップで、これまで誰も切り開いていない新しい市場を創り出してくれると確信しています。全力で応援します。」
English
"Masa and I have been friends for over 15 years, and I have had the privilege of watching his exceptional leadership and deep dedication to people up close since our days at Concur. I am truly delighted to have the opportunity to support his bold new venture with U-ZERO. Employee engagement is the foundation of sustainable business growth in today's world, and I have no doubt that Masa's unique perspective and leadership will open up an entirely new market that no one has unlocked before. I am fully behind him and the U-ZERO team."
4. 富士通ベンチャーズ株式会社
富士通ベンチャーズ株式会社は、富士通株式会社のコーポレートベンチャーキャピタル運用子会社として、イノベーションの創出と持続可能な社会の実現に向けた戦略的な投資活動を展開しています。
投資家コメント(矢島 英明 代表取締役社長)
「近年、人的資本経営をはじめ人材に関する取り組みが企業の持続的成長における重要アジェンダとなる中で、従業員エンゲージメントの重要性は日本においてもますます高まっています。本テーマは、世界をより持続可能にしていくという富士通のパーパスにも通じるものです。U-ZEROは三村さんをはじめとするチームの確かな知見・実績、そしてAIとテクノロジーを活用した変革への実行力を併せ持ち、エンゲージメント分野における独自の価値を提供できる企業と考え、この度出資させていただきました。富士通とU-ZEROはこれまでも様々な形で議論や取り組みを進めてきましたが、今回の出資を機に富士通グループとのさらなる協業を目指し、U-ZEROの描く未来の実現をパートナーとして支援してまいります。」
5. 株式会社Global Hands-On VC
株式会社Global Hands-On VC(GHOVC)は、グローバル展開のポテンシャルを持つ日本のテクノロジースタートアップへの投資を専門とするベンチャーキャピタルです。東京とシリコンバレー・パロアルトを拠点に、資本提供にとどまらず、グローバル人材採用・プロダクトマーケットフィットの最適化・海外VCからの資金調達支援など、ハンズオン型の経営支援を一気通貫で提供します。
投資家コメント(安永 謙 ファウンダー&マネージングパートナー)
「U-ZERO代表の三村さんは、コンカー(現SAPコンカー)ジャパンを7年連続で『働きがいのある会社』に導いた、従業員エンゲージメント分野における日本屈指の実績と知見をお持ちです。その深い洞察と卓越した組織づくりの経験は、U-ZEROが目指す事業にとって唯一無二の強みと確信しています。また、従業員エンゲージメントへの関心はいま世界的に急速に高まっており、日本発のソリューションがグローバルに通用するポテンシャルは非常に高いと判断しました。弊社のハンズオン支援を通じて、三村さんとU-ZEROチームの世界への挑戦をともに力強く推進してまいります。」
日本の従業員エンゲージメントの現状について
ギャラップ社調査では、日本は従業員エンゲージメント率が6%(2024年)と国際平均の23%を大きく下回り、世界129ヵ国中122位と世界最低レベルを記録しています。従業員エンゲージメントの向上は、企業の成長や競争力強化に不可欠な経営課題となっており、企業には、社員が成長を実感し、働きがいを感じる環境づくりが求められています。しかし、U-ZEROの調査※1では、回答者のうち64%が「声が経営に届いていない」と回答し、さらに67%が「組織の壁」を感じていることが分かり、企業におけるエンゲージメント向上には依然として改善の余地があることが明らかになっています。
※1 U-ZEROが2024年12月にマクロミルにて実施したインターネット調査結果より
株式会社U-ZEROについて
株式会社U-ZEROは、従業員エンゲージメント改革を統合的に支援する日本発のAIスタートアップです。「すべての働く人が幸せで”働きがい”のある未来へ」を掲げ、ギャラップ社の調査における日本のエンゲージメントスコアを2024年の6%から2030年までに10%へ、将来的には世界平均の23%へ引き上げることをミッションとしています。「デジタル」「コンサルティング」「エンパワーメント」という3軸の統合ソリューションにより、「フィードバック経営」の実現を推進しています。詳細は https://www.u-zero.com/ をご覧ください。
7月15日には、従業員エンゲージメント改革の実践知が集う国内最大級のイベント「U-ZERO DAY 2026」を開催します。詳細は、以下をご覧ください。
https://www.u-zero.com/u-zeroday
創業者の三村真宗について
代表取締役 CEO兼CPO 三村真宗(みむら・まさむね)
慶應義塾大学卒業後、創業メンバーとしてSAPジャパン株式会社に入社。マッキンゼー・アンド・カンパニー、ベタープレイス・ジャパン株式会社などを経て、2011年に株式会社コンカーに参画。代表取締役社長として、社員一人ひとりの声を経営に活かす組織づくりを徹底的に追求し、「働きがいのある会社」ランキングで7年連続1位(日本最長記録)を達成。2018年に組織づくりの要諦をまとめた「最高の働きがいの創り方」を上梓。フィードバック文化の実践者として知見をまとめた「みんなのフィードバック大全」(2023年)は改訂を重ね現在12版を数える(2026年4月現在)。2024年、日本全体の従業員エンゲージメントを底上げするという志のもと株式会社U-ZEROを設立。経営者自らが現場と向き合い続けた経験を礎に、「フィードバック経営」の社会実装に取り組んでいる。
<事業やサービス詳細に関するお問い合わせ>
info@u-zero.com
<本プレスリリースに関する報道機関からのお問い合わせ>
U-ZERO パブリックリレーションズ事務局(日本パブリックリレーションズ研究所内)
u-zero@japan-pri.jp
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