Hitachi Vantara、2025年度サステナビリティレポートを公開 AIワークロードを支えるエネルギー効率の高いデータインフラにおけるリーダーシップを示す
日立ヴァンタラ株式会社
ライフサイクル全体にわたる取り組みの拡大、ガバナンス強化、AIワークロード向け省エネルギーデータインフラシステムなど、サステナブルなデータインフラの進展を詳細に報告
本件は、米国東部標準時間において、4月22日(水)午前9:00(日本時間4月22日午後11:00)に発表したリリースの抄訳版です
株式会社日立製作所(以下、日立)のグループ会社であるHitachi Vantara LLC(以下、Hitachi Vantara)は、このほど、2025年度のサステナビリティレポートを公開しました。本レポートでは、環境・社会・ガバナンス(ESG)に関する優先課題の進展を報告しています。具体的には、ハイブリッドクラウドデータプラットフォーム「Hitachi Virtual Storage Platform One(VSP One)」における革新、ライフサイクル全体にわたるサステナビリティ推進の拡大、AIやデータ集約型ワークロードの需要増に対応するお客さまを支援するためのガバナンス強化など、エネルギー効率の高いデータインフラの提供に向けた取り組みを紹介しています。
Hitachi Vantaraのサステナビリティへの取り組みに関する詳細は、こちらをご覧ください:
https://www.hitachivantara.com/ja-jp/company/business-sustainability
企業がデジタルトランスフォーメーションやAI導入を加速させる中、データインフラにはより高いエネルギー効率が急速に求められるようになり、運用およびサステナビリティ上の新たな課題が生じています。国際エネルギー機関(IEA)のレポートによると、世界のデータセンターの電力消費量は2026年までに1,000TWh(テラワット時)を超える可能性があり、これは主要な先進国の年間電力消費量にほぼ匹敵します。この増加の一因には、AIワークロードの拡大があります。一方で、企業はコスト削減を求められる状況にもあり、性能向上と環境負荷の低減を両立させることは一層困難になっています。電力需要の増加に伴い、データインフラを支える電力および冷却の需要も増大しており、効率性はコストとサステナビリティの両面で重要な要素となっています。こうした課題に対応するため、Hitachi Vantaraはデータインフラにサステナビリティの視点を組み込み、お客さまのエネルギー消費削減、運用の最適化、投資対効果(ROI)の改善を支援しています。
Hitachi Vantara CEO兼 日立ヴァンタラ株式会社 代表取締役 取締役社長の島田 朗伸は、「サステナビリティは、事業運営のパフォーマンスやビジネスの成果とこれまで以上に密接に結びつくようになっています。2025年度は、データやAI活用の拡大に対応しつつ、効率性の向上と環境負荷の低減に向けて、お客さまの取り組みを支援してまいりました。データインフラのイノベーション、ライフサイクル設計、ガバナンスへの継続的な投資を通じて、お客さまが確かな成果を創出できるよう後押ししています。」と述べています。
2025年度サステナビリティレポートの主なハイライト
- データインフラの効率性と性能の向上:エンタープライズおよびAIワークロード向けに、高い信頼性を維持しつつ効率性を改善し、電力および冷却にかかる負荷を低減したスケーラブルなデータインフラとして、「VSP One Block High End」を販売開始しました。統合された各種ツールにより、エネルギー監視、炭素低減、サステナビリティ報告にも対応しています。
- ライフサイクルにおけるサステナビリティの進展:VSP One Block、File、Objectのポートフォリオ全体でライフサイクル評価の取り組みを拡大し、環境影響のより正確な把握とScope 3排出量の可視化を実現しました。これらの取り組みは、エネルギー消費や炭素使用量の可視化に加え、環境影響を抑えつつ、システム効率の最適化に向けた具体的な改善アクションにつながる知見を提供する「Hitachi Virtual Storage Platform 360(VSP 360)」のダッシュボードなどのツールによって支えられています。
- 循環性と材料のサステナビリティ推進:ストレージ製品の主要コンポーネントに最大50%のポストコンシューマー・リサイクルプラスチックを使用するなど、リサイクル材料の利用を拡大しています。また、物流拠点の廃棄物の埋立処分率は0.3%未満に抑えられており、その大部分は最適化された回収・循環プログラムを通じて再利用またはリサイクルされています。
- ガバナンスとデータ品質の改善:部門横断的なガバナンス体制および排出量の把握・管理プロセスを強化し、監査対応力を高めるとともに、Scope 1、Scope 2、および主要なScope 3カテゴリーにおけるデータの精度を向上させています。これにより、科学的根拠に基づく排出削減目標や高度化するESG報告基準への適合を推進しています。
Hitachi Vantaraのサステナビリティへの取り組みは、自社の事業運営にとどまらず、お客さまが効率性やパフォーマンス、環境影響において測定可能な改善の実現を支援することに重点を置いています。データインフラの提供を通じてエネルギー消費の削減や資源利用の最適化、より持続可能な事業運営の拡大を可能にします。
最近の主な導入事例
- Aquiris(ベルギー):VSP One Blockを活用してストレージプラットフォームを強化し、重要な水処理業務の運用効率、レジリエンス、信頼性を向上させました。年間1億1,000万㎥以上の廃水を処理し、1日あたり100万以上のデータポイントを収集するとともに、より効率的なデータ管理とインフラ活用により電力使用量の削減とカーボンフットプリントの低減に貢献しています。
- DestekBank(トルコ):個人向け銀行業務の急速な拡大を支えるためにVSP One Blockを導入し、データセンターのエネルギー消費を25%削減、アプリケーション性能を35%向上、総所有コスト(TCO)を20%削減しました。
- Malayala Manorama(インド):Hitachi Vantaraの支援により、データインフラをモダナイズし、24時間365日のメディア運営を可能にしました。データセンターのラックスペースを66%削減し、電力および冷却コストを70%削減するとともに、印刷、放送、デジタルプラットフォーム全体での可用性と運営効率の向上を実現しています。
Aquirisのマネージング・プラント・ディレクターであるJuan Ochoa(フアン・オチョア)氏は、「Hitachi Vantaraは、安全な水の供給を確保し、ブリュッセルの成長と発展を支える持続可能なプロセスの実現に貢献しています。VSP One Blockによるパフォーマンス向上は非常に大きなものになると期待しています。私たちは常にデータを収集し、KPIを追跡しながら、浄化プロセスを監視しています。ストレージ性能の向上により、問題への迅速な対応とプラント運営の最適化が可能になります。」と述べています。
Hitachi Vantaraは、2025年度のサステナビリティレポートにおいて、過去1年間の進捗を示すとともに、効率性、透明性、ライフサイクル思考をデータインフラと運用に直接組み込むなど、サステナビリティへの取り組みの大きな変化を示しています。このアプローチにより、特にAIワークロードの増加に伴うデータインフラ需要の高まりに対応しつつ、企業が大規模にサステナビリティを実践できるよう支援しています。
Hitachi Vantaraのサステナビリティの取り組みに関する詳細および2025年度のサステナビリティレポートの全文は、こちらをご覧ください。https://www.hitachivantara.com/ja-jp/company/business-sustainability
関連リンク
- サステナビリティレポート(英語):Looking Ahead to the Future FY2025 Sustainability Report
https://www.hitachivantara.com/en-us/pdfviewer/analyst-content/looking-ahead-to-the-future-2025-sustainability-report
- プレスリリース:Hitachi Vantara は、2024 年度のサステナビリティレポートを発表 ESG と環境イノベーションへの継続的な取り組みを示す
https://www.hitachivantara.com/content/dam/hvac/ja_jp/pdfs/jp250423.pdf
- ニュースリリース:日立ヴァンタラ、サイバーセキュリティ強化と次世代AIワークロードを支えるハイエンドストレージ 「VSP One Block High End」を発表
https://www.hitachivantara.com/ja-jp/news/jp251119
商標注記
記載の会社名、製品名などは、それぞれの会社の登録商標もしくは商標です。
Hitachi Vantaraについて
Hitachi Vantaraは、データによるイノベーションに変革をもたらしています。日立製作所のグループ会社として、世界をリードするイノベーターに対し、信頼性の高いデータ基盤を提供しています。データストレージ、インフラストラクチャ、クラウド管理、そしてデジタルの専門知識を通じて、お客さまが持続的なビジネス成長の基盤を構築できるようサポートします。詳しくは、 https://www.hitachivantara.com/をご覧ください。
日立製作所について
日立は、IT、OT(制御・運用技術)、プロダクトを活用した社会イノベーション事業(SIB)を通じて、環境・幸福・経済成長が調和するハーモナイズドソサエティの実現に貢献します。デジタルシステム&サービス、エナジー、モビリティ、コネクティブインダストリーズの4セクターに加え、新たな成長事業を創出する戦略SIBビジネスユニットの事業体制でグローバルに事業を展開し、Lumada をコアとしてデータから価値を創出することで、お客さまと社会の課題を解決します。2024年度(2025年 3月期)売上収益は9兆7,833億円、2025年3月末時点で連結子会社は618社、全世界で約28万人の従業員を擁しています。詳しくは、www.hitachi.co.jp をご覧ください。
お問い合わせ先
日立ヴァンタラ株式会社マーケティングコミュニケーション部
https://www8.hitachi.co.jp/inquiry/hitachivantara/site-inq/form.jsp
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