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日本広報学会誌『広報研究』に論文掲載 PRの成果は「発信量」ではなく「設計の違い」で左右される

PR TIMES

株式会社ユアウィル
発信量では差がつかない時代において、「どのように認識されるか」を左右するPRの設計の重要性を提示




PRに取り組んでいるにもかかわらず、顧客から選ばれない。
そのような課題を感じる企業やコンサルタント、講師などの専門家は少なくありません。

プレスリリースの配信やSNSでの情報発信など、PRの手法自体は広く普及しています。一方で、それらの施策を実行しているにもかかわらず、成果につながらないケースも多く見られます。

■なぜPRが成果につながらないのか
現在、多くの企業やコンサルタント、講師などの専門家がPR活動に取り組む中で、プレスリリースの配信やSNSでの情報発信といった「手法の実行」そのものが重視される傾向にあります。

しかし、同じPRという枠組みの中でも、そのアプローチによって成果に大きな差が生じることは少なくありません。情報を広く届けることを目的とした手法と、相手との関係性や文脈の中で価値を伝える手法とでは、その結果は大きく異なります。

PRが、プレスリリースの配信やSNS発信といった手法を実行すること自体を目的として捉えられている場合があります。

その結果、同じPRであってもアプローチによって成果が大きく異なるという視点が十分に意識されていない状況が生じています。この点に、PRの捉え方そのものに起因する構造的な課題があります。

■日本広報学会誌『広報研究』に論文掲載 (実務からの考察)
株式会社ユアウィルでは、こうしたPRにおける課題の背景を整理するため、プレスリリースと企画提案という2つのアプローチに着目し、その違いを比較・分析しました。

その研究成果は、日本広報学会誌『広報研究』にて論文として掲載されました。

学会誌「広報研究」第30号 実務からの考察
木下 亮雄:専門家PR における提案型とニュース型の構造的差異と掲載成果 
―広報戦略の探索的比較事例―
https://www.jsccs.jp/publishing/research/30.html

本論文の検討を通じて、PRは単なる情報発信ではなく、どのようなアプローチで相手に働きかけるかによって成果が大きく異なる活動であることが示唆されました。

言い換えれば、PRとは「何を発信するか」だけでなく、「どのような関係性や文脈の中で伝えるか」によって成立するものであり、その設計が成果を左右する重要な要素となります。

■PR成果を左右する「設計」の重要性
こうした観点から、PRにおいては単に手法を実行するのではなく、「誰に、どのような文脈で、どのように働きかけるのか」を設計することが重要となります。

特に、コンサルタントや講師などの専門家においては、自身の専門性をどのように認識されるかが、その後の評価や機会の広がりに影響するため、発信内容だけでなく、その設計が成果に直結します。

そのため、プレスリリースやSNS発信といった手法も、それ単体で捉えるのではなく、どのような関係性を構築し、どのような認識を形成するかという視点のもとで活用することが求められます。

■選ばれるためのPRの再設計
本研究の内容は、企業の経営者、コンサルタントや講師、士業など、自身の専門性をもとに顧客から選ばれることが求められる立場にある方々にとって、PRのあり方を見直す契機となるものです。

単なる情報発信や露出の獲得にとどまらず、どのように認識され、どのような関係性の中で選ばれるのかという観点からPRを捉え直すことで、事業成長に直結する活動として活用することが期待されます。


■著者プロフィール


株式会社ユアウィル代表取締役 木下亮雄
広報PR・マーケティングコンサルタント
中小企業や個人事業主を対象に200社以上を支援
専門家として40冊以上の雑誌に掲載

「なぜ伝わらないのか」「なぜ売れないのか」を構造から整理し、露出・信頼・売上が一貫して成立する状態を設計する専門家

外資系企業で13年間マーケティングに従事。ベンチャー支援団体にて広報・マーケティング領域を経験した後、株式会社ユアウィルを設立。中小企業や個人事業主200社以上を支援し、構造や伝え方を整理することで、評価や機会につながるケースを数多く生み出す。
支援したコンサルタントや中小企業診断士などが雑誌掲載されるなど、第三者評価につながる成果も多い。自身も40冊以上の法人向けビジネス誌や日本経済新聞等に寄稿。
商工会議所や大学校などの教育機関では講演活動にも取り組み、実践的な考え方や方法を伝えている。近著に『コンサルタント・講師のためのPR戦略』(同友館)。本書の内容をベースに、本研究を論文化。


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