決勝レースでの冷静なレース運びと
ピットアウト直後の鮮やかな逆転劇
日曜日の決勝レースは、山下がスタートを担当。序盤からトップ進出を狙ったが、相手は38号車「KeePer CERUMO GR Supra」の大湯都史樹ということで、そう簡単にチャンスは作れず。それでも冷静に対処して後半スティントで逆転をするために、38号車との間隔をできる限り縮めようとしたが、GT300クラスのトラフィックなどもあり、その差が徐々に広がっていく。少し予定よりも引き離された状態で、32周目にピットイン。ここで坪井に交代した。
一方の38号車は33周目にピットインし、ルーキーの小林利徠斗が乗り込んだ。ピットアウトしてタイヤが温まりきる前に逆転することを狙っていた坪井は、一気に追い詰めて37周目のバックストレートでオーバーテイク。GT300クラスの車両も周りに何台かいたが、このチャンスを逃すまいと躊躇なく仕掛けていった。
その後は、みるみるうちに38号車を引き離していった坪井。今回は一度もセーフティーカーやフルコースイエローが導入されない展開となり、最終的に19.6秒ものリードを築いてトップチェッカーを受けた。
「相手のピットアウト直後がチャンスだと思っていたので、作戦通りオーバーテイクすることができました。ひとまず、レース前に予定していたことが、その通りに進みました。その後は、いろんなリスクを考えてあまり攻めすぎずに走っていましたが、それでも大差をつけることができました」(坪井)
「本当はトップに立って坪井選手にバトンを渡したかったですが、タイヤのピックアップ(タイヤに付着したゴミ)やGT300との混走の兼ね合いで、微妙に差が広がった状態で交代することになりました。そこは自分としては反省点ですね。ただ、チームのピット作業と坪井選手の素晴らしい走りで優勝することができました」(山下)
前人未到の4連覇へ向けて
次戦・富士への期待
4連覇に向けて必須項目のひとつでもあった「開幕戦勝利」をしっかり達成した36号車。例年通り、第2戦以降は重たいサクセスウェイトを背負いながらレースを組み立てていくことになる。さっそく、ゴールデンウィーク(5月3~4日)に富士スピードウェイで行なわれる第2戦で、どのような走りをみせるのか、注目だ。
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