911 GT3がついに屋根を開けた! ポルシェ新型GT3 S/Cは軽さと6MTに振り切った1台

文●モーダル小嶋/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ポルシェ、911 GT3初のオープンモデル

 ポルシェは4月14日、新型「911 GT3 S/C」を発表した。911 GT3としては初めてフルオートのコンバーチブルルーフを備えたモデルで、GT3の高回転型自然吸気エンジンを、固定ルーフなしで楽しめることが最大の特徴となる。発売は2026年9月からを予定しており、価格は3843万円。なお、すでに受注を開始している。

 911 S/Tの軽量設計と、911 GT3の4.0L水平対向6気筒自然吸気エンジンを組み合わせ、最高出力は375kW(510PS)、最大トルクは450Nmとした。

 このモデルは、現行911シリーズのオープントップ仕様として唯一の純2シーターでもある。変速機は軽量ショートレシオの6速MTのみを設定し、ドライビングプレジャーを前面に押し出した構成とした。

軽量化を徹底し、1497kgに抑えた“屋根なしGT3”

 911 GT3 S/Cの特徴は、オープン化しながら軽量化を徹底している点。車両重量は1497kgで、フルオートのソフトトップを備えながらも、991世代の911 Speedsterに対して約30kg増にとどめたという。

 ボンネット、フロントフェンダー、ドアにはカーボンを採用し、固定ルーフの911 S/T由来のカーボン製スタビライザーやシアプレートも受け継ぐ。

 さらに、標準装備のPCCBブレーキは鋳鉄ブレーキより20kg以上軽く、20インチ/21インチのセンターロック式マグネシウムホイールによって回転質量も約9kg削減した。

 40Ahの軽量リチウムイオンバッテリーも採用し、車両全体で軽さを積み上げている。コンバーチブルルーフにもマグネシウム材を用い、軽さとクーペライクなシルエットを両立した点も注目される。

9000rpmまで回るNAエンジンと6MT

 パワートレインには、最新の排出ガス規制に対応した自然吸気4.0L水平対向6気筒エンジンを搭載する。2基のパティキュレートフィルターと4基の触媒を備えつつ、ルーフを開けた際により強く味わえるサウンドも追求した。先代911 GT3からシリンダーヘッドを改良し、911 GT3 RS由来のよりアグレッシブなカムシャフトを採用することで、高回転域でのレスポンスも高めている。

 最高回転数は9000rpmに達し、0-100km/h加速は3.9秒、最高速度は313km/h。シャシーは911 GT3 Touring Packageに近い設定とされ、オープントップの911として初めてダブルウィッシュボーン式フロントアクスルを採用した。

 加えて、ルーフは約12秒で開閉可能で、停車時だけでなく50km/h以下でも操作できる。電動ウインドディフレクターは120km/h以下で使用でき、高速域や低温時でもオープン走行を楽しみやすい仕様だ。

 内装は2シーター構成を基本とし、軽量カーペットやカーボンプルハンドル付きドアパネルを採用。オプションの「Street Style Package」では、Pyro Redのグラフィックや4トーンの編み込みレザー、専用意匠のシフトノブなどで個性を強められる。

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

過去記事アーカイブ

2026年
01月
02月
03月
04月
05月
2025年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2024年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2023年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2022年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2020年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2019年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2018年
01月
02月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2017年
02月
05月
09月
10月
11月
12月
2016年
07月
09月
11月