自動でピントを調節するオートフォーカスアイウェア「ViXion01S」、一般販売を開始

　オートフォーカスアイウェア「ViXion01S」を開発・販売するViXion株式会社は、同製品の一般販売を6月5日に開始したと発表。製品価格は80,000円（税抜）。全国のビックカメラ、ヨドバシカメラの実店舗と、Amazon公式サイト、ビックカメラ・ドットコム、ヨドバシ.com ほかECサイトで販売するとのこと。

「ViXion01S」は、2023年のクラウドファンディングで4億円超の支援を達成したという「ViXion01」のスタンダードモデル。⾒る距離に応じてレンズの形状が瞬時に変化し、近くも遠くも自動でピント調節を行うという。このオートフォーカス機能はそのままに、ユーザーから寄せられたデザイン面のフィードバックや、乱視のユーザーからの要望を踏まえて改良を行い、普段使いしやすいデザインに刷新したほか、アウターレンズのカスタマイズによって乱視などの課題にも個別対応を可能にしたという。

　加えて、今回の一般販売にあわせて専用アプリをアップデートしたとのこと。「ViXion Connect」として、以下のような進化を実現したという。
・パーソナライズ性の向上：使用者の好みに合わせた動作カスタマイズ
・拡張機能の配信＆選択　：アプリ上で機能を追加・管理、自分好みのアイウェア体験へ
・使用データの可視化　　：日常的な使用傾向を分析し、より快適な視界をサポート

　今後については、本体に搭載されたセンサーを活用し、眼を中心としたヘルスケアデータの取得・活用も構想中とのこと。ハードとアプリの両面から進化し次世代の視覚サポートを実現したいとしている。