「なんとなく」でも割とどうにかなるのでご安心を!

ちょっと世界の王になってくるわ…『シドマイヤーズ シヴィライゼーションVII』は奥深いけど初心者でもイケるストラテジーゲームの新定番だ!

2025年02月27日 17時00分更新

文● Zenon/ASCII
提供: 2K/テイクツー・インタラクティブ・ジャパン

 文明をいちから築き上げるシミュレーションゲームの金字塔「シドマイヤーズ シヴィライゼーション」シリーズ。その最新作である『シドマイヤーズ シヴィライゼーションVII』(以下、Civ7)が2025年2月11日に発売した。

 本シリーズは34年前の1991年、PC向けに初代を発売。歴史の古いゲームではあるが作品間のつながりなどは無いので、基本的には最新バージョンを遊ぶのがオススメ。特に最新作の『Civ7』は複雑になっていた要素を整理し、「初めてシリーズに触れる人」でも楽しみやすいよう設計されているという。

 本稿では、初代PlayStationで発売した『Civ2』以来のプレイ(約25年ぶり!)となる筆者が、初心にかえってひととおり遊んでみたレポートをお届けしよう。プレイはメーカーから受領したPC(Steam)版を使用している。

●指導者と文明を選ぼう

 ゲームを開始すると、最初に「指導者」を選択する。いわゆる教科書に載っているような偉人をプレイヤーの分身とするわけだ。それぞれ固有能力を持っており、たとえば日本の「卑弥呼(大巫女)」なら、国民が幸せになりやすい能力を持っている。

生産力と文化力というパラメータも伸びやすいが、科学力は下がる

 今回のプレイでは、古代ローマ帝国の初代皇帝「アウグストゥス」を指導者に選択。町を保有するほど有利になる「領土拡張主義」のキャラクターだ。

 続いて文明を選択する。文明はそれぞれに専用のユニットや建物があり、ローマなら強力な歩兵と文化力を高める建物が作れる。今回はゴールドを稼ぎやすそうなエジプト文明を選択した(ローマじゃないんかい!)。

過去シリーズでは指導者と文明はセットだったが、本作では任意の組み合わせを選べる。とは言え最初は相性がいいであろう、指導者の顔アイコン付きの文明を選ぶのが無難だ

 最後にゲーム難易度を「総督」から一番やさしい「書記官」に変えておこう。ココ超重要。最初は敵の強さを引き下げておくと「良い体験」をしやすい。

マップの広さなどは初期設定のままでOK。慣れてきたら広大なマップにしたり、特定の指導者と文明を相手に指名したりできるので、自由度は高め

 最初の設定を決めたら、いよいよゲームスタートだ!

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