法人向けAIエージェントプラットフォーム「BLUEISH Agents」提供開始
株式会社BLUEISHは2月14日に、企業がAIエージェントを「雇う」という新発想をもとにした法人向けAIエージェントプラットフォーム「BLUEISH Agents」の提供開始を発表した。
従来の「法人向けAIチャット」の枠組みを超えて、最小限の指示で多様な業務を自動化・効率化するために、スキル特化型AIや業界特化型AIを用意。経理やCS対応、翻訳など業務単位でAIを稼働させられるため、バックオフィスから現場まで企業全体をサポートできるとしている。
特徴としては、法人向けAIチャットと業界特化型ワークフロー&コラボレーション、企業が独自AIを提供可能なマーケットプレイスを挙げている。法人向けAIチャットについては、従来のLLM型AIチャットと異なりAIエージェントを前提に設計しており、スキル特化型・業界特化型エージェントが会計、CS、翻訳など業務単位で稼働。ブラウザ自動操作機能によって最小限の指示で業務自動化を行うという。業界特化型ワークフロー&コラボレーションについては、会計、HR、保険などの業界特有の業務フローをAIが理解し、自動化を実現する。専門用語やルールに対応して、繰り返し作業を削減するとともに、ブラウザ自動操作機能を活用してSaaSや社内ツールと連携してタスク共有・進捗管理の効率化を図る。
また、「AIを雇う」という新しい発想のもとで企業が領域特化型AIを導入できる「AIエージェントマーケットプレイス」という仕組みを取り入れている。デベロッパーや企業が独自エージェントを公開し、「AIが働く」新しいモデルを創出。審査による品質・安全性の確保によって、自社専用というだけでなく、他社向けとしての販売まで対応し、オープンなイノベーションを加速するとしている。
BLUEISH Agentsでは業界特化型AIエージェントの拡充とマーケットプレイスの強化を進め、新たなビジネスモデルの創出とDX推進を加速し、さまざまな業界の生産性向上を図っていくという。