デイブレイク、ちよだ鮨と高品質冷凍寿司を共同開発。2月から業務用商品を販売開始
特殊冷凍ソリューション事業を展開するデイブレイク株式会社は、株式会社ちよだ鮨と共同で、職人の握りたてを再現する高品質冷凍寿司を開発したと1月16日に発表した。2月から業務用販売を開始する予定という。
従来の冷凍寿司ではシャリとネタを別々に冷凍して解凍後に一体化させるものが多いというが、この商品ではデイブレイクの特殊冷凍機「アートロックフリーザー」を活用し、握った寿司をそのまま冷凍。解凍後もシャリとネタが一体化した形状を保つので、寿司職人不在の店舗や厨房がない施設でも提供できるという。
また、冷凍寿司専用にシャリのレシピを研究。米のパサつきや乾燥を防ぐ最適な調味料や水分の配合を追求し、冷凍解凍後も米のふっくらとした食感と適度な粘りを維持するシャリの開発に成功したという。
利用イメージとしてホテルや旅館における朝食バイキングやルームサービス、宴会、イベントなどで寿司を手軽に提供できるとする。デイブレイクとちよだ鮨は、国内だけでなく海外への展開も視野に入れ、業務用卸市場でのシェア拡大を目指して、商品ラインナップの充実と品質向上行っていくとしている。