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GramEye、微生物用自動染色分析装置「Mycrium」販売開始

 大阪大学発スタートアップの株式会社GramEyeは1月7日に、微生物用自動染色分析装置「Mycrium」を発売した。

「Mycrium」は微生物検査のグラム染色の染色工程から判定までを自動化とAI判定サポートを行う。グラム染色は微生物検査の中でも実施回数の多い検査で、感染症の原因となる菌を推定できる。「Mycrium」によって業務の効率化、判定、報告、並びに抗菌薬の適正使用に貢献するとしている。

 GramEyeは2020年に大阪大学発のスタートアップとして創業。人工知能(AI)とロボティクスの技術を応用し、グラム染色の自動化・迅速な細菌分類報告を提供する医療機器の開発・販売を行い、医療現場で抗菌薬が適正に処方されることを目指すという。

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