「scramberry WALLET SUITE」を提供開始
株式会社NTT Digital
~スマホアプリやwebサービスにデジタルウォレット機能を簡単に組み込むことが可能に~
株式会社NTT Digital(以下、NTT Digital)は、デジタルウォレットをはじめとした各機能をモジュール化して提供するソフトウェア連携サービス「scramberry WALLET SUITE」(以下、本サービス)の提供を開始いたします。
近年、さまざまな商品・サービスがデジタル化され、安心・安全なデジタル環境の実現を目指す動きがグローバルで進んでいます。さまざまな分野の事業者がそれぞれ独立してサービスを提供している現状から、事業者同士が連携を深め、消費者により利便性の高いサービスを提供する動きが広がっており、その手段としてブロックチェーン技術が注目されています。
デジタルウォレットの各機能をサービスとして提供(Wallet as a Service)
本サービスは、スマートフォン用アプリケーション(以下、スマホアプリ)やwebサービスを提供する事業者向けに、デジタルウォレットをはじめとしたデジタル化に必要な機能を、APIおよびSDKとしてモジュール化して提供するものです。NTT Digitalは、本サービスの提供を通じて、商品・サービスのデジタル化を更に推進し、事業者同士の連携を促進することで、消費者にとってより利便性の高いサービスの提供を支援していきます。
本サービスを利用する事業者は、自社のサービスに本サービスを組み込むことで、既存のブランドを維持しながらユーザーにデジタルウォレット機能などを提供できます。また、機能の追加やセキュリティの更新が定期的に行われるため、継続的に安心して利用できるほか、web3関連のシステム開発投資や鍵管理、チェーンのアップデートなどの複雑な運用からも解放されます。
本サービスが組み込まれたスマホアプリやwebサービスを利用するユーザーは、ウォレット接続などweb3を意識するような行動をする必要がなくなるため、従来のデジタル体験をそのままに、暗号資産やNFTをシームレスに取引できます。
■NFTなどを活用したユースケースの創造に向けた販売連携について
NTT Digitalは、株式会社CryptoLab、株式会社クリプトリエ、およびSBINFT株式会社と本サービスの導入および販売連携について基本合意しました。各社のサービスと連携し、多様な業界でのNFTなどを活用したユースケースの創造に取り組んでいきます。
■今後の展開
NTT Digitalは、法人向けサービスの展開をグローバルに強化していきます。本サービスは、提供開始からグローバル展開を視野に入れており、お客さまのニーズに合わせ、各国の法令に対応し提供を拡大していく予定です。
また、ブロックチェーンへの情報の書き込み、読み込みの機能を持つNode Provider/Indexerサービスについて、今年度中の提供を予定しており、本日よりプレセールスを開始します。
さまざまな法人向けサービスを国内外を問わず提供し、最先端のデジタル技術の社会実装を推進してまいります。
(参考) 「scramberry WALLET SUITE」について
1.サービス概要
web3サービスを提供する事業者に、デジタルウォレット機能として基本となる秘密鍵の生成・管理、トークン送受信機能など幅広い機能をワンストップで提供するため、APIおよびSDKをサービスとして提供
2.提供開始日
2024年9月6日(金曜)
3.サービス対象環境
4.サービス展開可能国
日本(今後国外対応を予定)
5.その他 (利用料金等)
scramberryブランド公式サイト(https://scramberry.io/)をご確認ください。
※Node Provider/Indexerサービスについては、当該サービスの公式サイト(https://nttdigital.io/npix/index.html)をご確認ください。
*報道発表資料に記載された情報は、発表日現在のものです。
*仕様、サービス内容などは予告なしに変更されることがあります。
*「NTT Digital」の名称は、日本電信電話株式会社の商標または登録商標です。
*「scramberry」「scramberry WALLET SUITE」の名称、およびロゴは株式会社NTT Digitalの商標または登録商標です。
*本リリースに掲載されている各社の社名やロゴは、各社の商標または登録商標です。
■企業情報
【株式会社NTT Digital】
所在地:東京都千代田区永田町2丁目11番1号 山王パークタワー10階
企業公式サイト:https://nttdigital.io
株式会社NTT Digitalは、最先端のデジタル技術の社会実装に向けて、個人や企業がweb3サービスやブロックチェーン技術などを容易かつ安全に利用できる環境づくりを、web3イネーブラーとしてグローバルに推進してまいります。