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「ワークシェア」「アバター(分身キャラ)接客」など、新しい働き方を地域に生み出す支援拠点が京都にオープン。

PR TIMES

一般社団法人NIMO ALCAMO
これまで働けなかった人が働ける環境をつくる、新しいワークルールのしごとづくり。




WORK RULE SHIFT KYOTO(ワークルールシフト キョウト)(京都市、共同代表:木戸伸幸/古市邦人)は、体調や家庭の事情を抱えた人も働きやすい、新しいルールの職場を地域につくる支援拠点を京都市内にオープンします。就業規則や労働条件など会社のルールに合わずに働けない人を排除するのではなく、人に合わせて働きやすいルールをつくる「ワークルールシフト」に取り組みます。

これまで働けなかった人が働ける環境をつくることで就労者支援を行いつつ、接客業や製造業など企業の人手不足問題の解決へもつなげます。

https://workruleshift.com/


本プロジェクトで募集する仕事例


アバター接客
分身キャラで姿を見せずに働く「アバター接客」というルールの仕事アバター(分身キャラ)をつかったデジタル接客で、遠隔での接客を行います。宿泊業や接客業など、人材不足業界での展開をおこないます。
自分の姿を見られることに抵抗を感じるといった事情や、地方在住で希望する仕事に就けないなど、就労における不利を抱えた方が働きやすいワークルールです。





シフトフリー
24時間いつ来いつ帰ってもいい「シフトフリー」というルールの仕事時間給ではなく「納品制」にすることで、「シフト」や「出勤時間」を廃止。「24時間いつ来ていつ帰ってもいい」という勤務形態で働くギフト製造所。
体調や家庭の事情などにより、決められた時間に出勤することが難しい方が、体調の良い時だけ出勤するなど自分のペースで働けるワークルールです。





ワークシェア
報酬を減らす代わりに負担を減らせる「ワークシェア」というルールの仕事体調が万全ではないなど、「そんなに今はまだ頑張れない」という事情の人もいます。
例えば一人分の仕事を3人でシェアしてみると、報酬が1/3になる代わりに負担が1/3になる。今はまだゆっくり働きたいという方向けのワークルールです。





プロジェクトの今後の動き
WORK RULE SHIFT KYOTOは3年間かけて京都での活動を展開していきます。8月6日にwebサイト公開後、さまざまなワークルールの仕事を地域に生み出していきます。




■取材いただけるポイント
- 参加者のプライバシーを第一に考えておりますが、取材に応じることが可能な参加者がいた場合、研修から働き始めるまでの様子などを取材いただけることがあります。
弊団体のスタッフからは、取り組みの背景や課題についてお話させていただきます



9/2 お披露目&交流会開催



9月2日に、WORK RULE SHIFT KYOTOのオープニングイベントを開催します。
当日は WORK RULE SHIFT KYOTO の共同代表であり未来の組織づくりを研究している木戸が、活動の背景やこれから募集が始まっていくプロジェクトについてお話しします。


【概要】
日時 2024年9月2日 (月) 17:00~17:50
場所 コワーケーションスペース九条湯(京都市南区東九条中御霊町65)
https://work-rule-shift0902.peatix.com


プロジェクトの背景
WORK RULE SHIFT KYOTOは、就労支援等に取り組む一般社団法人NIMO ALCAMOが立ち上げた任意団体です。休眠預金活用事業として運営しており、若者が一人ひとりに合った形で働けるようになるために、ワークルールを柔軟にすることで働く人が増える職場づくりを企画・運営しています。




POINT1.
メンタルヘルス不調者による休職者や離職者は年々増加しています。その中で、これまで築いてきたキャリアを諦めざるを得ないケースもあり、休職中・離職後に自信を回復したり、自分に出来る仕事の模索をすることが重要になっています。

POINT2.
最低賃金の上昇によりアルバイトでの就労ハードルが上がっており、「アルバイトすら難しい」と感じる若者が増えています。就労へ向けた中間的なステップのニーズが増加していますが、社会的に十分整備されていません。

POINT3.
働きづらさを有しているものの障害福祉サービスの対象外となる制度のはざまの若者がいます。就労意欲があっても就労できないという課題は本人への支援だけでは不十分であり、「個々の事情に配慮した職場」を社会に増やすことが重要です。



本取り組みに繋がるこれまでの実績





第9回 GOOD ACTION アワードに「ワークシェア」の取り組みが入賞
一般社団法人 NIMO ALCAMOは、休職中・離職中の方を対象に、空き店舗を間借りして飲食店で働くことを試す就労支援プログラムを2022年より運営してきました。 そこで取り組んだのは1人分の仕事を複数人でシェアして、報酬が減る代わりに業務負担を下げながら働けるという「アルバイトとボランティアのあいだ(ワークシェア)」という働き方。

この活動を、2023年3月リクナビNEXTが主催する「 第9回 GOOD ACTION アワード」にて表彰いただきました。これらの実績を活かして、WORK RULE SHIFT KYOTOの運営を行っています。