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支援金最大2000万円の「ICTスタートアップリーグ」始まる。世界的企業を目指す26件が選出

官民一体型のスタートアップ支援プログラム。都内でキックオフイベント

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採択社は、今後2025年3月の成果報告会に向けてプロジェクトを進める

 支援内容は、専門家による起業、開発、実用化への助言のほか、人材確保のサポート、ピッチやマッチングイベントの開催、実用化に係る事務的な支援 (購買、物品管理、特許取得サポート)、開発や起業ノウハウに関する勉強会など。

 具体的には、開発の段階ではアイディアの整理、コンセプトの設計、顧客テストによる検証やその後の計画の策定、PR・マーケティングの分野では、資料の作成支援や媒体(新聞、ウェブ、雑誌、テレビ)の案内まで実施するなど、支援はきめ細かい。

 今後はまず、2025年3月の成果報告会に向けたゴールとKPI/KGIの設定が行われる予定だ。現時点では走り出したばかりのスタートアップ企業が、ICTスタートアップリーグを通じてどのような成長を遂げるのかに注目が集まる。

UPDATE EARTHでブース出展も行われる予定だ

 なお、2025年3月の成果報告会とは別に、2025年の2〜3月に実施される予定のUPDATE EARTHでは、成果発表を兼ねて採択者のブース出展も行われる。

 UPDATE EARTHはデロイトトーマツ グループが主導するイノベーションプログラムで、2024年3月2日に群馬県前橋市で実施されている。今回も地方都市で開催する予定があるとのことで、先進的なイノベーションと消費者のタッチポイントとしての役割を兼ねることが期待される。

千葉工業大学 学長で運営委員会の伊藤 穰一氏は「真剣に楽しくやっていければ」と話す

 キックオフに際して、千葉工業大学 学長で運営委員会メンバーの一人である伊藤 穰一氏は「スタートアップはエコシステムで、色々なパーツから成り立つが、一番大事なのは人。サポートはするけど甘やかさない、楽しそうだけど、程よい緊張感があるのが大切。真剣に楽しくやっていければ」と、支援における姿勢を示した。

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