【東南アジアの越境EC、どの国が魅力的?】第2位は「シンガポール」(38.1%)、第1位は・・? 魅力を感じるポイント、「経済成長率の大きさ」が43.8%で最多
ショッピージャパン株式会社(Shopee Japan)
~一方で、事業展開を避けたい国の特徴とは~
東南アジア・台湾で最大規模のEコマースプラットフォーム、Shopeeの日本法人であるショッピージャパン株式会社(本社:東京都中央区、以下:ショッピージャパン)は、東南アジアの越境ECを検討している企業の経営者・役員525名を対象に、東南アジアへの越境ECに関する意識調査を実施しましたので、お知らせいたします。
調査サマリー
調査概要
調査名称:東南アジアへの越境ECに関する意識調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー(R)︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年7月5日~同年7月8日
有効回答:東南アジアの越境ECを検討している企業の経営者・役員525名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「shopee」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://shopee.jp/
東南アジアへの越境ECを検討することになったきっかけ、「今後成長が期待できるマーケットだから」が62.1%で最多
「Q1.東南アジアへの越境ECを検討することになったきっかけを教えてください。(複数回答)」(n=525)と質問したところ、「今後成長が期待できるマーケットだから」が62.1%、「円安で利益を生みやすい時勢があるから」が33.9%、「東南アジアで日本製品は人気があるから」が33.5%という回答となりました。
・今後成長が期待できるマーケットだから:62.1%
・円安で利益を生みやすい時勢があるから:33.9%
・東南アジアで日本製品は人気があるから:33.5%
・国内マーケットに限界を感じていたから:33.3%
・自社製品の東南アジアでの需要増加を感じたから:20.8%
・競合他社の成功事例をみたから:9.7%
・その他:2.9%
―65歳:東南アジア諸国にビジネス上の知り合いが多いから
―62歳:有能な人材が確保できるから
―47歳:お付き合いのある企業がベトナムで事業展開しているから
―55歳:コンサルからのアドバイス
―61歳:ある製品のアジア地域での独占販売権を得たから
・わからない/答えられない:7.2%
東南アジアへの越境ECで出店予定の国、「ベトナム」「シンガポール」「タイ」など
「Q2.東南アジアへの越境ECでは、どの国へ出店予定ですか。(複数回答)」(n=525)と質問したところ、「ベトナム」が41.0%、「シンガポール」が38.1%、「タイ」が35.8%という回答となりました。
・ベトナム:41.0%
・シンガポール:38.1%
・タイ:35.8%
・マレーシア:31.8%
・インドネシア:29.0%
・フィリピン:24.6%
・その他:9.0%
・わからない/答えられない:10.5%
東南アジアへの越境ECで、出店国を選ぶ際に重視するポイント、「経済成長率の大きさ」が43.8%で最多
「Q3.東南アジアへの越境ECについて、出店国を選ぶ際に重視するポイントを教えてください。(上位3つ)」(n=525)と質問したところ、「経済成長率の大きさ」が43.8%、「EC市場規模の大きさ」が36.0%、「ECサイトの利用率の高さ」が34.3%という回答となりました。
・経済成長率の大きさ:43.8%
・EC市場規模の大きさ:36.0%
・ECサイトの利用率の高さ:34.3%
・人口増加率の大きさ:28.4%
・消費者の購買力:20.6%
・法規制の分かり易さ:14.5%
・現地パートナーの有無:13.7%
・物流インフラの成熟度合い:12.2%
・競合の少なさ:7.2%
・出店国で使用されている言語:2.7%
・その他:0.8%
―65歳:若い世代が多いから
―41歳:製品の需要
―55歳:コスパ
・特にない:2.3%
・わからない/答えられない:3.6%
シンガポールでの越境ECを検討する理由、第1位「公用語が英語で言語障壁が低いから」
Q2で「シンガポール」と回答した方に、「Q4.シンガポールでの越境ECを検討する理由を教えてください。(複数回答)」(n=200)と質問したところ、「公用語が英語で言語障壁が低いから」が60.5%、「EC市場の拡大が著しいから」が48.5%、「高所得者が多く購買力に直結するGDPも高いから」が46.5%という回答となりました。
・公用語が英語で言語障壁が低いから:60.5%
・EC市場の拡大が著しいから:48.5%
・高所得者が多く購買力に直結するGDPも高いから:46.5%
・インターネットの普及率が高くEC利用率も高いから:45.0%
・人口増加しており今後も小売市場の成長が見込まれるから:34.0%
・多国籍企業が多く日本人の駐在員も多いから:33.0%
・物流インフラが整備されているから:27.5%
・新規参入の障壁が低いから:22.0%
・その他:5.0%
―55歳:中国語が通じるから
―65歳:政治が安定しているから
―59歳:親日国
―55歳:知人がいるから
―55歳:中国語が通じるから
―49歳:代理店がある
―61歳:デジタル化が進んでいる
・特にない:0.5%
・わからない/答えられない:0.5%
マレーシアでの越境ECを検討する理由、第1位「インターネットの普及率が高くEC利用率が高いから」
Q2で「マレーシア」と回答した方に、「Q5.マレーシアでの越境ECを検討する理由を教えてください。(複数回答)」(n=167)と質問したところ、「インターネットの普及率が高くEC利用率が高いから」が57.5%、「EC市場の拡大が著しいから」が55.7%、「販売に英語を使用することができ、言語障壁が低いから」が46.1%という回答となりました。
・インターネットの普及率が高くEC利用率が高いから:57.5%
・EC市場の拡大が著しいから:55.7%
・販売に英語を使用することができ、言語障壁が低いから:46.1%
・人口増加しており今後も小売市場の成長が見込まれるから:40.7%
・多様な民族背景があり多様なニーズが見込まれるから:35.3%
・進出企業が比較的少ないから:29.3%
・その他:4.2%
―65歳:経済水準がまあまあ
―55歳:コンサルからのアドバイス
―54歳:知り合いがいるので
―61歳:デジタル化が遅れている
・特にない:1.2%
・わからない/答えられない:0.6%
フィリピンでの越境ECを検討する理由、第1位「若年人口が多く今後も人口増加が予想されるから」
Q2で「フィリピン」と回答した方に、「Q6.フィリピンでの越境ECを検討する理由を教えてください。(複数回答)」(n=129)と質問したところ、「若年人口が多く今後も人口増加が予想されるから」が55.8%、「親日家が多く日本商品の需要が高いから」が49.6%、「公用語が英語で言語障壁が低いから」が48.8%という回答となりました。
・若年人口が多く今後も人口増加が予想されるから:55.8%
・親日家が多く日本商品の需要が高いから:49.6%
・公用語が英語で言語障壁が低いから:48.8%
・EC市場の拡大が著しいから:47.3%
・経済成長が著しいから:38.8%
・EC市場が成熟しきっておらず、市場開拓の余地があるから:27.1%
・ソーシャルメディアの利用率が世界で最も高いから:26.4%
・その他:3.9%
―61歳:デジタル化が遅れている
―51歳:案件があるため
・特にない:2.3%
・わからない/答えられない:0.0%
ベトナムでの越境ECを検討する理由、第1位「日本製品に対する信頼度が高いから」
Q2で「ベトナム」と回答した方に、「Q7.ベトナムでの越境ECを検討する理由を教えてください。(複数回答)」(n=215)と質問したところ、「日本製品に対する信頼度が高いから」が54.4%、「持続的な経済成長が見込めるから」が51.6%、「人口が増加しているから」が40.9%という回答となりました。
・日本製品に対する信頼度が高いから:54.4%
・持続的な経済成長が見込めるから:51.6%
・人口が増加しているから:40.9%
・EC利用率が高いから:32.6%
・EC市場が成熟しきっておらず、市場開拓の余地があるから:30.2%
・インターネット環境の整備が進んでいるから:23.7%
・スマートフォンが普及しており、オンラインでの消費が行われているから:20.5%
・販売できる商品の規制が少ないから:14.9%
・その他:4.7%
―41歳:製品の需要が見込まれるから
―47歳:販売パートナーがいるから
―34歳:需要があるから
―55歳:知人がいるから
―61歳:デジタル化が遅れている
―51歳:案件があるので
・特にない:1.9%
・わからない/答えられない:0.5%
タイでの越境ECを検討する理由、第1位「日本製品に対する信頼度が高いから」
Q2で「タイ」と回答した方に、「Q8.タイでの越境ECを検討する理由を教えてください。(複数回答)」(n=188)と質問したところ、「日本製品に対する信頼度が高いから」が65.4%、「インターネット普及率が着実に上昇しているから」が46.8%、「コロナ禍でEC市場が急成長し今後もさらなる成長の伸びしろがあるから」が42.0%という回答となりました。
・日本製品に対する信頼度が高いから:65.4%
・インターネット普及率が着実に上昇しているから:46.8%
・コロナ禍でEC市場が急成長し今後もさらなる成長の伸びしろがあるから:42.0%
・EC市場が成熟しきっておらず、市場開拓の余地があるから:36.7%
・現地在住の日本人が多いから:36.7%
・その他:3.7%
―41歳:製品の需要が見込まれるから
―55歳:コンサルからのアドバイス
―61歳:デジタル化が進んでいる
・特にない:1.6%
・わからない/答えられない:0.0%
インドネシアの越境ECを検討する理由、第1位「若年人口が多く今後も人口増加が予想されるから」
Q2で「インドネシア」と回答した方に、「Q9.インドネシアの越境ECを検討する理由を教えてください。(複数回答)」(n=152)と質問したところ、「若年人口が多く今後も人口増加が予想されるから」が61.8%、「中産階級の拡大により消費者の購買力が増しているから」が54.6%、「東南アジアの中でも特にEC市場の成長率が高いから」が52.6%という回答となりました。
・若年人口が多く今後も人口増加が予想されるから:61.8%
・中産階級の拡大により消費者の購買力が増しているから:54.6%
・東南アジアの中でも特にEC市場の成長率が高いから:52.6%
・ソーシャルメディアの利用が活発だから:32.9%
・その他:5.9%
―65歳:現地の有力者の知り合いがいるから
―56歳:物価安
―55歳:知人がいるから
―61歳:デジタル化が遅れている
―51歳:案件があるので
・特にない:2.0%
・わからない/答えられない:0.0%
東南アジアへの越境ECを検討する上で、事業展開を避けたくなる国の特徴、「決済システムが整備されていない」が36.0%で最多
「Q10.東南アジアへの越境ECを検討する上で、あなたが事業展開を避けたくなる国にはどのような特徴がありますか。(上位3つ)」(n=525)と質問したところ、「決済システムが整備されていない」が36.0%、「EC利用率が低い(EC市場が成熟しきっていない)」が26.1%、「経済成長率が他の東南アジア各国と比べて低い」が23.6%という回答となりました。
・決済システムが整備されていない:36.0%
・EC利用率が低い(EC市場が成熟しきっていない):26.1%
・経済成長率が他の東南アジア各国と比べて低い:23.6%
・物流インフラ整備が発展途上:21.5%
・英語が通じない:19.4%
・自社商品が現地ニーズに合わない可能性がある:19.0%
・現地の法律による販売規制が厳しい:17.1%
・競合が多く、競争が激しい:14.1%
・人口の少なさ:9.7%
・現地の需要など、情報量が少ない:9.3%
・今後人口増加が見込まれない:7.4%
・その他:1.7%
―48歳:治安
―48歳:社会情勢が不安定
―48歳:政治が不安定
―55歳:治安が悪い
―61歳:政治体制
―60歳:治安状況
・特にない:2.9%
・わからない/答えられない:3.8%
まとめ
今回は、東南アジアの越境ECを検討している企業の経営者・役員525名を対象に、東南アジアへの越境ECに関する意識調査を実施しました。
まず、東南アジアへの越境ECを検討するきっかけとして、最も多かった回答は「今後成長が期待できるマーケットだから」で62.1%を占めました。出店予定の国については、「ベトナム」が41.0%で最も多く、次いで「シンガポール」(38.1%)、「タイ」(35.8%)という結果でした。出店国を選ぶ際に重視するポイントとしては、「経済成長率の大きさ」(43.8%)「EC市場規模の大きさ」(36.0%)「ECサイトの利用率の高さ」(34.3%)が上位になりました。また、特定の国での越境ECを検討する理由としては、シンガポールでは「公用語が英語で言語障壁が低い」(60.5%)、マレーシアでは「インターネットの普及率が高くEC利用率が高い」(57.5%)、フィリピンでは「若年人口が多く今後も人口増加が予想される」(55.8%)、ベトナムでは「日本製品に対する信頼度が高い」(54.4%)、タイでは同じく「日本製品に対する信頼度が高い」(65.4%)、インドネシアでは「若年人口が多く今後も人口増加が予想される」(61.8%)などの要因が挙げられました。一方で、事業展開を避けたくなる国の特徴として、「決済システムが整備されていない」(36.0%)「EC利用率が低い」(26.1%)、「経済成長率が低い」(23.6%)といった点が指摘されました。
今回の調査では、東南アジアの越境EC市場に対する企業の関心とその理由が明らかになりました。特にベトナムやタイなど、成長性や日本製品に対する信頼が高い国々が注目されています。東南アジア全体は若年人口も多く、今後も高い成長を遂げることが予想されている地域であり、東南アジア市場に進出することは、日本企業にとって大きなビジネスチャンスと言えるでしょう。市場進出を効果的に推進するためには、物流システムの最適化や言語障壁の解消を目的としたサービスの利用が鍵となり、このようなサービスを利用することで東南アジア市場の魅力を最大限に活用できるのではないでしょうか。
「ショッピージャパン」、越境販売のサポート地域を拡大!ベトナムへの越境販売開始
既存の販路を拡大し、海外へビジネスを展開したい企業や、東南アジア・台湾をはじめとするブルーオーシャンの市場に参入したい企業にとって、越境ECは最適な選択肢であると考えています。ショッピージャパンは越境ECに参入する日本の事業者向けに、物流から言語まで多様なサポートを提供し、急成長を続ける東南アジア・台湾の市場におけるオンライン販売を支援します。
この度、ベトナムにおける日本商品への高い需要に伴い、6番目の越境販売市場としてベトナムへの越境販売を開始しました。(ショッピージャパンのサポート地域は、シンガポール・台湾・マレーシア・タイ・フィリピン・ベトナムの6つの市場になります。)
多くの事業者が越境ECについて抱える不安に対し、ショッピージャパンは日本語のサポート体制、配送サポート、現地の商習慣の勉強会など、セラー向けのサポート体制を整備しております。
ショッピージャパン株式会社 概要
Shopeeは東南アジア・台湾で最大規模のEコマースプラットフォームです。企業のデジタル化とオンラインプレゼンスの強化、多くの人々のデジタルサービスへのアクセス、更には現地社会の活性化を支援することで、多方面と繋がるデジタルエコシステムを実現しています。
Shopeeはシンプルかつ安全で魅力的なEコマースプラットフォームを世界中の消費者の方々に提供し、毎日何百万人もの人々がショッピング体験を楽しんでいます。また、Shopeeは現地のデジタル経済への重要な貢献者であることを目指しており、事業者がeコマースで成功するための支援に尽力しています。
Shopeeは世界をリードする消費者向けインターネット企業であるSea Limited(シンガポール本社、ニューヨーク証券取引所(NYSE)上場)のグループ企業(子会社)です。 Shopeeに加えて、Seaの他のコアビジネス、デジタルエンターテインメント部門であるGarena、デジタル金融サービス部門であるSeaMoneyとテクノロジーを通じて消費者や事業者の生活を改善することを目指しています。
ショッピージャパンによるサポート
ショッピージャパンのスタッフが日本語で出店及び売上向上のサポートをしております。ご質問はDM・メールにて承ります。
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