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建築設計者向けWebサービス「WEBBIM(ウェブビム)」提供開始

PR TIMES

AMDlab
ブラウザで動作する作図ツールでデータ連携のシームレス化を目指す




株式会社AMDlab(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:藤井章弘、以下AMDlab)は、建築設計者向けサービス「WEBBIM(ウェブビム)」の先行リリース版を提供開始します。
WEBBIMは、ブラウザで動作する建築設計者向けの作図ツールです。先行リリース版では、建築のボリューム検討に必要な日影計算機能と簡易的な作図が可能です。
2024年7月からユーザー数限定での提供を開始し、利用申し込みは専用フォームから受け付けています。
既存のBIMに対する課題

BIMは導入時に高い費用と学習コストがかかり、導入後も円滑なデータ連携が難しいことが課題となっています。

現在、建築設計業務において、BIM(Building Information Modeling)の導入が推進されています。しかし、普及率は48.4%、BIMの活用によるメリット・効果を大きく感じる利用者の割合は41.2%に留まっています(※1)。このような状況に至る理由は大きく2つあります。
まず一つは、高度な技術や高価な機器とソフトウェアが必要とされることです。特に中小企業や地方の事業者にとって、これが導入の障壁となっています。
もう一つの理由は、BIMを活用しても業務効率化が十分に進まないことです。例えば、建築設計の初期段階から竣工後の管理まで一貫した図面データを利用できることがBIMの利点ですが、現場では企業ごとに異なるBIMの運用ルールが定められ、担当企業が変わるたびに図面データの調整が必要です。また、高度な計算には専用ソフトウェアが求められ、異なるソフトウェア間でのデータ移動も設計者の負担となっています。

※1 建築分野におけるBIMの活用・普及状況の実態調査 確定値<詳細>(令和4年12月 国土交通省調べ)https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/content/20230328_15.pdf_safe.pdf (参照 2024-06-28)
WEBBIMを用いた課題の解決策

WEBBIMは低コストでありながらも、円滑なデータ連携により無駄な作業を削減できるツールを目指しています。

WEBBIM(ウェブビム)はその名が示す通り、ブラウザ上で利用可能です。高価なパソコンを必要とせずに動作するため、導入コストを削減できます。
また、建築設計段階に応じた操作が容易なUIや、BIMの運用ルールを標準化できるデータ構造での開発を進めています。先行リリース版では、専用ソフトを使用することが一般的な「ボリューム検討」を機能として備えており、この時に作成した図面を次の建築設計段階でもそのまま利用できるため、図面の再作成は不要です。
さらに、「建物カルテ」に入力した情報も自動連携されるため、文書情報と設計図間の整合性を確認する手間が軽減できます。「WEBBIM」先行リリース版と併用できる「建物カルテ」先行リリース版について詳しくは、こちらのプレスリリースをご覧ください。
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