制御可能なAIで正確な情報を提供する「Helpfeel AI」

　Helpfeelは6月21日、同社が提供するFAQの検索システム「Helpfeel」上で使用できる、生成AIを活用した機能群「Helpfeel AI」を発表した。

　Helpfeelは生成AIを活用するには人間がコントロールできることが不可欠だとし、生成AIのリスクを最小限に抑えつつ、間違った答えを出す可能性がある場合には、企業や行政が事前に訂正できることが重要だという。

　AI内部で何が行われているかが不透明なブラックボックス問題を防ぎ、人間が管理・監督できる仕組みを新たに開発。「説明可能なAI（Explainable AI）」から進化した「制御可能なAI・Helpfeel AI」を実現した。

　従来の生成AIは誤った情報を含む生成結果に翻弄されることが多々あるが、Helpfeel AIでは生成AIを安全に運用でき、正確な情報提供を可能としている。

　既に5つのAIソリューションを提供しており、今後1年間の計画として、AIを用いた新機能やサービスをさらに3つリリースする予定だという。

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