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「YAMAP 流域地図」、水害・土砂災害のハザードマップを重ねられるアップデートを実施

 ヤマップは6月19日、流域思考を可視化した3Dデジタル「YAMAP 流域地図」に、水害および土砂災害のハザードマップを重ねられるアップデートを実施した。

 YAMAP 流域地図は、山・川・街・海を含めた大地の広がりを視覚的に表現する3Dデジタル地図。

 国内各地で毎年のように起きる豪雨災害に対して、効果的な治水対策の進め方に課題を感じていた同社は、水災害や治水対策に役に立つ流域地図にすることを、一番最初にやらなければならないと考えていたという。

 今回、流域地図に洪水浸水想定区域と土砂災害警戒区域を重ね合わせることで、ハザードマップとして機能するよう、流域地図を進化させた。

 これにより、行政区分という枠を超えて、水の流れと災害のリスクを流域単位で俯瞰してとらえることが可能という。

 行政区分によらないハザードマップは、引越先の土地のリスクを調べる際などに役立つほか、旅行や帰省など一時的な外出先で大雨が降った時に自分のいる場所が安全かどうかが、流域地図にて直感的に理解できるとしている。

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