人事データの分析をサポートする「HRアナリティクス」
人事労務ソフト「SmartHR」新機能
SmartHRは6月13日より、人事労務ソフト「SmartHR」にて、組織づくりに必要な人事データの分析・解析が可能となる新機能「HRアナリティクス」を提供している。
本機能は、最新の人事データに基づいた従業員一人ひとりに対する理解の促進と、組織の現状を正確に把握することを支援し、人事課題の解決や効果的な戦略の推進に貢献する。
人事データの分析を強化する「HRアナリティクス」機能
HRアナリティクスは、入社手続きや雇用契約などの労務管理機能で収集したデータと、人事評価や従業員サーベイ・スキル管理機能などのタレントマネジメント機能で収集したデータをもとに、現状を可視化し分析できる機能。
HRアナリティクス機能の第一弾「マトリクス分析」は、年齢・役職・勤続年数・人事評価機能の最終結果などの項目をかけ合わせて組織の傾向を把握し、人材の発掘・育成・離職分析などの組織のタレントマネジメントを促進する。
表計算ソフトの活用やデータ連携などの手作業が不要となり、SmartHRに蓄積された最新の人事データを活用して効率的な分析も可能だ。
HRアナリティクス機能は、SmartHRの「HRストラテジープラン」「タレントマネジメントプラン」を利用している企業が利用できる。機能の活用法や詳細はeBookからも確認可能。詳細はこちら。
今後の展開
従業員の一人ひとりの経験や能力を最大限活かすタレントマネジメントでは、最新の従業員情報を一元管理し客観的に確認できるデータ活用が重要な要素となる。
新機能のHRアナリティクスは、マトリクス分析を皮切りにより幅広い人事データの活用や部門を跨いだデータ分析の実現を目指している。また、今後は売上データなどを紐づけ組織の生産性分析ができる機能や、より人事データから示唆を得られる機能などの発展も検討しているという。