ヨクト、フィットネスジム・ヨガスタジオ向けにIoTヨガマット「yoctoMat」リリース
ヨクトは6月13日、IoTヨガマット「yoctoMat」「yoctoApp」をフィットネスジムやヨガスタジオ向けにリリースした。
yoctoMatは、利用者の姿勢や重心を測定できる重圧をリアルタイムで感知するセンサーを搭載したヨガマット。アプリyoctoAppを通じて、マットから送信された重圧データを可視化して測定。これにより、初心者は自分の姿勢やバランスを視覚的に確認しながら正しいフォームでヨガの基本を学びやすく、上級者は自分の癖を見直してさらに高度な技術を習得できるとしている。
また、yoctoAppではヨガの「シークエンス作成機能」「レッスン登録機能」「進捗追跡機能」など、ヨガに関わる多くの便利な機能も提供。
従来のヨガ指導ではインストラクターの感覚や経験に頼るため、正確な姿勢調整が難しく個々の改善度合いを明確に把握するのが困難なほか、細かな修正が難しく効果を実感しにくいことも多々あったという。yoctoMatは、重圧センサーにより姿勢の変化を視覚的に捉えることができ、レッスンのモチベーションや満足度が向上。
2022年10月19日に発売したベータ版では30回以上の検証を重ね、姿勢が98%改善し、足の体重バランスが70%以上均等になるという効果が確認されたという。
価格は、yoctoMatが5万円(税抜き)、yoctoAppは1200円/月(1人あたり)。
同社では将来的に、AIがyoctoMatから取得したデータを分析し、利用者一人ひとりの体の動きと健康データを個人のデータとして記録。利用者のニーズや健康目標に合わせてパーソナライズされたヨガセッションを提案することを目指すとしている。