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Synspective、日次干渉SAR解析向け画像のテスト観測に成功

 Synspectiveは6月6日、3月に打ち上げた「StriX-3」および2022年9月に打ち上げた「StriX-1」において日次干渉SAR解析向け画像のテスト観測に成功したと発表した。

 干渉SARは、異なる日時に同条件下で観測された複数のSARデータに高度な処理を施すことで、微小な地表の動きを計測することができる手法。今回は異なる日時に観測された画像のペアを日次(1日回帰)で取得することに成功したという。

 観測した画像をさらに解析することにより、高さ方向の情報やミリメートルレベルの変動の検出に応用することが可能となっている。

 また、より高頻度での画像取得を可能にすることで、建設現場の安全管理や災害予測・把握などへの応用範囲が格段に広がるとのこと。

 同社は「中小企業イノベーション総集推進事業(SBIRフェーズ3)(経済産業省)」に採択されており、日次干渉SAR画像の安定的な提供に関する技術開発・体制構築を進めていくという。

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