現場仕事向け遠隔支援ツールに「端末データ共有機能(オフライン機能)」を搭載
クアンドは5月9日、建設業・設備工事業・メンテナンス業をはじめとした現場仕事向け遠隔支援コミュニケーションツール「SynQ Remote(シンクリモート)」の「端末データ共有機能(オフライン機能)」をリリースした。
SynQ Remoteは現場の「あれ、これ、それ」が伝わるビデオ通話ツール。多くのユーザーから「山間部や地下など電波の届かない場所でもシンクリモートを活用したい」「スマホやタブレットの端末にあるファイルを共有しながらシンクリモートで話したい」と要望を受けて“端末データ共有機能”の開発に至ったという。
新機能は、既存のカメラアプリを活用し、動画や静止画を撮影し、高解像度のデータを通信環境に左右されずに端末に安全に保存できる。
また端末データの共有・再生ができるため、オンライン環境に戻った後、遠方の人と動画や静止画を共有しながら会話が可能。動画は再生や一時停止、巻き戻し、早送りなどの操作ができる。
さらに山間部や地下で撮影した写真は通信環境の影響を受けずに鮮明な画質を保てるとしている(オンライン時の通信環境には影響を受ける)。
以上の特徴によって、以前は共有が困難だった電波の悪い場所の映像も、遠隔地から共有でき、現場の生産性が向上するという。