総務省資料からも仮説を証明するデータが
そんな仮説を証明するデータが総務省から出ている。
「令和5年度 携帯電話及び全国BWAに係る電波の利用状況調査の調査結果の概要について」という資料には、各キャリアのデータトラフィックや、どの通信規格にデータが流れているかといった数値が出ている。
グループ別で見ると、1ヵ月間の全契約の総トラフィックは935.109PBでソフトバンクがナンバーワンだ。これは他社に先駆けてiPhoneを導入し、iPhoneユーザーが多いからだろう。
さらに興味深いのが「高度化BWA+5G」のトラフィックだ。高度化BWAというのは、2.5GHz帯のTD-LTEを指すのだが、このトラフィックが277.622PBとなっているのだ。つまり、3割近くがBWAというか、2.5GHz帯のTD-LTEに流れているということになっている。
KDDI全体でも499.004PBなのに対して、UQも137.666PBのトラフィックを処理している。
ちなみに、5G開始以前の令和元年の調査では、ソフトバンク全体が400PB強なのに対して、WCPには200PB弱、流れていると言うデータが出ている。つまり、全体の半分のトライフィックが2.5GHz帯のTD-LTEに流れていることになる。
こうしたデータを見ると、やはり、ソフトバンクとKDDIは全国にBWAのネットワークを持ち、データ通信に特化した帯域があるというのが、安定したネットワーク品質につながっているように思える。
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