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「Graffer AI Studio」にて「Assistants API」がクローズドβ版提供開始

 グラファーは4月12日、企業がセキュアな環境で生成AIを業務に活用できる「Graffer AI Studio」にて、コード生成・実行やファイル参照が可能な「Assistants API」をクローズドβ版として提供開始した。

 同社はGraffer AI Studioを2023年4月より提供開始し、これまで複数の大手企業に導入されている。企業のさらなる生産性向上を目指す中で、テキスト広告の効果や売上などのデータ分析のニーズが高まっていることを受け、Assistants APIをクローズドβ版として提供することにしたという。

 OpenAIのAssistants APIは、さまざまなタスクを実行できる強力なAIアシスタントを作成するためのAPI。Assistants APIを利用して「Code Interpreter」や「Retrieval」を活用することで、自然言語のプロンプトからデータ分析したり、文書からの情報検索することが可能となる。

 チャット画面から直接ExcelやWordファイルをアップロードして、その内容を基に高度なデータ分析できるほか、文書を参照し検索したり議事録や報告書などの要約してそのままWordファイルに出力するなど、文書作成業務の効率化も期待できる。

チャット画面において、ExcelやWordファイルなどをアップロードして処理し、出力することが可能

チャット画面から直接、特定のデータをCSVファイルでアップロードすると、その内容 を基にした統計分析やグラフ作成などのビジュアライゼーションが可能

 具体的な活用事例として、Wordファイルに記載した議事録の内容から要点をまとめてメール文案を作成、アンケートで総合的な評価が高かった人・低かった人それぞれに何が原因でそのような結果になっているのか傾向を集計し分析、Googleのテキスト広告や求人広告などの掲載実績から使用単語の分析といったことが可能となる。

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