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【新刊紹介】イチから始めるオープンイノベーション! 書籍『オープンイノベーション担当者が最初に読む本』【3/1発売】

新刊のお知らせ:オープンイノベーション担当者が最初に読む本 外部を活用して成果を生み出すための手引きと実践ガイド

 株式会社角川アスキー総合研究所は、オープンイノベーションの実務担当者に向けた実践ガイド『オープンイノベーション担当者が最初に読む本 外部を活用して成果を生み出すための手引きと実践ガイド』を、2024年3月1日(金)に発売する。

オープンイノベーションの定義から実務担当者に必要なアクションまで、
基本編・応用編・発展編と段階を踏んで説明

 本書は、事業担当者におくるオープンイノベーションの入門書。主に海外の研究論文をファクトベースに、オープンイノベーションの定義から、新規事業、CVC、DXなども含めた立ち位置を区分けし、実務担当者に必要なアクション・必要な解決策が明解にわかる内容を中心に作成している。

 基本編では、オープンイノベーションの定義や効果、協業パートナーの探索時に用いる手法と仲介サービス、そしてオープンイノベーションチームが行う業務など、企業にオープンイノベーションを取り入れるにあたっての基本的な内容を紹介する。

 応用編では、オープンイノベーションコンテストやCVCを含むコーポレートベンチャリング、ユーザー巻き込み型のオープンイノベーション活動であるユーザーイノベーションなどにも触れる。

 補足編から発展編では、より実践的な事例として知的財産権についての注意すべき側面、取り組みを改善していくうえで役立つ情報収集のノウハウから、DX・新規事業開発との関係性、非メーカー系大企業・中小ベンチャー企業・非営利組織におけるオープンイノベーション活動のほか、日本ではあまり知られていない海外企業の事例なども紹介している。

■本書の特徴

  • オープンイノベーション担当者を対象。特に、日々の業務で使える実践的なノウハウを掲載
  • 経験や伝聞だけでなく、主に論文や書籍などの文献、特に海外の多数の論文を根拠に参照
  • 個別具体的な内容や汎用性のないもの、また仲介業者視点によるバイアスなどを排除した内容
  • オープンイノベーション・コーポレートベンチャリング・CVC・新規事業開発などのイノベーション周りの語句の関係性を整理
  • 外部活用としてのオープンイノベーションを実行するチームを企業が(知財部や情報システム部のような)機能部門として持つことを提案

“傍らに置き参考にすることをお勧め” “OI推進の「共通言語」を示した”
――オープンイノベーションの現場から識者らが推薦

実績と網羅的なリサーチに基づいたオープンイノベーションの実践書。
理論から始まり、最新の事例やツールまで網羅的にカバーした内容になっています。オープンイノベーションに関わる人は、常に傍らに置き参考にすることをお勧めします。

田所 雅之 氏
株式会社ユニコーンファーム 代表取締役CEO

これまで日本で4社、シリコンバレーで1社起業をした連続起業家
2017年発売以降115週連続でAmazon経営書売上1位になった『起業の科学 スタートアップサイエンス」及び『御社の新規事業はなぜ失敗するのか? 企業発イノベーションの科学』 、『起業大全』、『「起業参謀」の戦略書』の著者。
2014年から2017年までシリコンバレーのVCのパートナーとしてグローバルの投資を行う。 現在は、スタートアップ経営や大企業のイノベーションを支援するユニコーンファームのCEO及びブルーマーリンパートナーズの社外取締役を務める。
著書:『起業の科学』『御社の新規事業はなぜ失敗するのか』『起業大全』「『「起業参謀」の戦略書』等。

現在の日本の「混乱」したオープンイノベーションの現状から脱却して成功確率を高める道筋を示す本だと言えます。オープンイノベーションの提唱者ヘンリー チェスブロウの「目的にかなった知識の意図的な流入と流出を、それぞれ、内部イノベーションの加速、イノベーションの外部使用による市場拡大のために活用する」を実現する為に「外部のイノベーション(技術・ノウハウ等)を徹底的に活用する」という原点に立ち戻る。著者の実践に基づきオープンイノベーションの原点に戻り原理原則を極める有効な指南書です。
オープンイノベーションを初めて担当する方はもちろん、今までのやり方をチェンジしたい方にとって最適な手引書だと思います。

松本 毅 氏
一般社団法人Japan Innovation Network 常務理事
(初代)大阪ガス・オープンイノベーション室長

1981年に大阪ガス株式会社入社後、(様々な新規事業創出を成功させる。冷熱利用技術開発に従事。凍結粉砕機の開発、受託粉砕ビジネス立ち上げ。特別プロジェクトグループリーダー。薄膜型ガスセンサーの研究開発に従事。基盤研究所 研究企画リーダー。研究所設立・運営企画に従事。技術部門東京駐在として、技術開発国家プロジェクトを担当。燃料電池プロジェクト、水素エネルギー製造・貯蔵プロジェクト、GTL・DMEプロジェクトなどの立ち上げに従事。技術企画室 課長。大阪ガスの全社技術戦略の企画立案。海外との技術アライアンス戦略などを推進。人事部で日本発のMOT(技術経営)スクールを設立し、全国で教育事業を推進。2008年9月、技術戦略部 オープン・イノベーション担当部長、2009年4月、オープン・イノベーション室長。 
 

日本では新規事業の創出やスタートアップ企業との協業ばかりが話題になるオープンイノベーションであるが、その本質は既存事業における生産性の向上やナレッジマネジメントにある。著者はオープンイノベーションに関して長いキャリアを持ち、数少ないグローバルに通用する実務家の一人である。その経験を元にした本書を読めば、オープンイノベーションについての理解が真に深まることだろう。

ラーダキリシャナン ナーヤ
ミラインディア株式会社 シニアエグゼクティブ ディレクター

元P&Gオープン・イノベーション・ディレクター
P&Gイノベーション合同会社にて、日本・韓国担当オープンイノベーションディレクターとして、日本と韓国におけるP&Gのオープンイノベーション戦略の立案、実行を指揮。また、外部パートナーとの連携による強固なプロジェクトポートフォリオを構築し、イノベーション加速による市場導入を実現。
同社の研究開発部門で23年以上、様々な製品カテゴリーにおいて革新的な技術の開発から市場導入までを指揮し、その多くでプロジェクトを完遂。
P&Gのオープンイノベーションアプローチを効果的に活用し、製品イノベーションを成功させるための重要な要素の1つとして市場へのスピーディな展開を実現。さらに、日本、韓国、インド、中国、シリコンバレーで非常に多様なイノベーションエコシステムを開発および管理。
イノベーションフォーラム等で幅広く講義を行い、グローバルなオープンイノベーションの観点からの経験と展望を共有することにより、日本におけるオープンイノベーションの推進を牽引。
法政大学グローバルMBAプログラム及び関西学院大学経営戦略研究科にて客員教授。
インド工科大学及び東京工業大学にて修士・博士号取得(高分子科学専攻)。

世の中では、「オープンイノベーション」が大切だと叫ばれていますが、言葉の浸透度とは裏腹に、何をどうしたらいいのか分からないと言う方が多いのではないでしょうか。まずは「オープンイノベーション」とは何なのか、何を目的に推進するのか、推進することによりどんな状態になっていたいのかを示す「共通言語」が必要になってきます。本書は、改めて「オープンイノベーション」の本質とは何かをわかり易く、かつ体系的に整理されており、まさに実践者を応援するガイドブックとなっています。

竹林 一 氏
京都大学経営管理大学院 客員教授
元オムロン株式会社 イノベーション推進本部 シニアアドバイザー

オムロン㈱にて大型プロジェクトのプロジェクトマネージャ、新規事業の開発、オムロンソフトウェア代表取締役社長、オムロン直方代表取締役社長、ドコモ・ヘルスケア代表取締役社長、オムロン株式会社イノベーション推進本部インキュベーションセンタ長、同シニアアドバイザーを歴任。現在京都大学経営管理大学院客員教授、麗澤大学客員教授、大阪大学フォーサイト株式会社エバンジェリストおよび上場企業の社外取締役等を務める。特定非営利活動法人日本プロジェクトマネージメント協会PMマイスター。一般社団法人2030質価値創造研究会顧問。著書に「たった一人からはじめるイノベーション入門」「モバイルマーケティング進化論」「PMO構築事例・実践法、利益創造型プロジェクトへの三段階進化論」等がある。

 

 オープンイノベーション担当者が最初に読む本
 外部を活用して成果を生み出すための手引きと実践ガイド

 ■著:羽山 友治
 ■編:ASCII STARTUP
 ■発行:株式会社角川アスキー総合研究所
 ■発売:株式会社KADOKAWA
 ■発売日:2024年3月1日
 ■ISBN:978-4-04-911210-8
 ■定価:1,980円 (本体1,800円+税)
 ■サイズ:A5判、240ページ
 ◆書籍の紹介ページ(KADOKAWA)

■Amazon.co.jpで購入


 ※画像は表紙および帯など、実際とは異なる場合があります。
 ※本書は、ASCII STARTUPの連載に書き下ろしの新規原稿を加え一冊にまとめた書籍です。

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